第一篇:日语翻译技巧36条
1.翻訳ルールとは
日本語を中国語に翻訳するときや中国語作文のとき、われわれが心得ておくべき文法的、語い的なルールを「翻訳ルール46」として一覧で示す。
配列はより基本的なものから応用的なもの、より機能語にかかわるものから実質的語い的なものという順に並べてあるが、これはおおよその傾向であり、かならずしも厳密なものではない。
本辞典の本文において、例文のあとにやなどと示してあるが、これは当該例文において、日本語から中国語へ翻訳するに際し、本欄のやで示されるようなルールが使われていることを表す。すなわち、正しい中国語にするためには、日本語を字句どおりに訳すのではなく、これらの翻訳ルールの適用が必要であることを意味する。
また、ここに載せているものは日中翻訳においてよく活用される主なルールのみである。このほかにもさまざまな規則が考えられる。なかんずく、より常識的なもの、コラム的な知識に属するものは「ルール以前」として本書の各所に囲みとして配置してあるので、そちらも参照されたい。
なお、ルールが適用される例文であっても、かならずしもそのすべてに漏れなくルール番号を付加したわけではない。わかりやすく典型的な例文に限ったことをお断りしておく。本辞典を活用されるにあたっては、随時「翻訳ルール46」をひもとかれ、学習し、やがてこれらに通暁し、中国語作文において無意識のうちに諸ルールを適用するに至っていることが望ましい。
日本語の文には「1つ」がないのに、それに当たる中国語の文には“
(一)个”などの量詞が現れることがある。
“前边儿来了一个人。”(前から人がやって来た)“我有个好办法。”(いいゕデゕが浮かんだ)
1「彼に電話してみてください」のように、「ちょっと」「ついでに」といった軽いニュゕンスがある場合、中国語に訳すと量詞が入る。例:彼に電話をする。/给他打个电话。
郵便局に手紙を出しに行く。/我去邮局寄封信。
2「だれか」「どこか」を用いた日本語の文のうち、「だれか人を見つけて何かをする」「どこか場所をさがして何かをする」という意味を含むときは、中国語では、「人を見つけて」や「場所をさがして」の部分を言語化する。このとき、量詞を加える。例:だれか(人を見つけてその人)に聞いてみましょう。/找个人问问。
どこか(場所をさがしてそこ)で座って話しましょう。/找个地方坐下来聊聊。
3日本語の「この・その・あの・どの+名詞」を中国語で表す場合は「“这。/那”+量詞+名詞」となることが多い。
例:その辞書は北京で買いました。/那本词典是在北京买的。
あのご夫婦はだれに対してもとても親切だ。/那对夫妇对谁都很热情。
4日本語には動作の回数や時間量がないのに、中国語では動量詞が現れることがある。例:兄は私をなぐった。/哥哥打了我一下。
春節には家に帰るつもりだ。/春节准备回趟家。
2.★用例集
例:早朝強い地震があった。/清早发生了一场很强的地震。
このビルは36階ある。/这座大楼有36层。
この薬ならたいていの薬屋にある。/这种药一般药店都有。
私たちは初対面のあいさつを交わした。/我们初次见面、寒暄了一番。
青味を添える。/配上点绿菜。
この工事は年内にはあがりません。/这项工程年底以前完不成。
月の明るい夜だった。/这(那)是一个月光皎洁的夜晚。
ポストに空きが出た。/有一个空缺的职位。
考えあぐねた末、兄の知恵を借りることにした。/我想来想去都想烦了,最后决定请哥哥给出个主意。
手であくびを隠した。/用手捂着嘴打了个哈欠。
スマッシュが鮮やかに決まった。/扣了一个漂亮的好球。
ユーモラスな動作が親近感を与えた。/幽默的动作给人一种亲切感。
頭を壁にぶつけてこぶをつくった。/头撞在墙上肿了个包。
あたら絶好のチャンスを逃した。/很可惜失去了一个绝好的机会。
熱いお茶をください。/请给我一杯热茶。
ハローワークで仕事をあっせんしてもらった。/职业介绍所给我介绍了一份工作。
事務所におあつらえ向きな部屋が見つかった。/找到了一个非常适合作办公室的房间。
板に穴をあける。/在板子上打个眼儿。3.文脈に隠れた代名詞をさがせ
日本語では話し手の考えや気持ちを表す動詞(思う、…しよう)、感情を表す形容詞(うれしい)や、謙譲語などがあるときは一人称主語を省略できる。また、相手に関することや相手への質問・依頼のとき、あるいは尊敬語があるときなどは二人称主語を省略できる。しかし、中国語ではそれぞれ代名詞“我(们)”や“你(们)” “您”を補う必要がある。
このほか、日本語では文脈からわかっている人称代名詞・指示代名詞は言わないことが多いが、中国語では明示する。
例:彼にお祝いをあげたところ、とても喜んでくれた。/我送给他礼物时,他非常高兴。
まだ読み終わってないのよ。/我还没看完呢。
そう言われると、ほんとうに一言もありません。/让你这么一说,我就真的没话可说了。
お上手を言われても、だまされません。/你就是说得再好听我也不会上你的当。
昨日はお会いできなくて残念でした。/昨天没能见到你真是遗憾。
彼に声をかけたのに、無視された。/我向他打招呼可他却没理我。
少女はうっとりしたまなざしで青年を見た。/少女出神地看着那个青年。
部屋のエゕコンがうるさい。/这个房间的空调噪音很大。
話し手と聞き手が近く、見えたり指したりして指示するものがわかる場合は指示代名詞“这”を、指示するものが遠い場合やその場にない場合は“那”を補う。
例:かばん、外国製でしょう。/这包是外国货吧?
どこのメーカーの。/这什么牌啊?
きみがかいた絵でしょう?/这是不是你画的?
4.例:建設計画は住民の大反対に遭った。/那个建设规划遭到了周围居民的强烈反对。
列車に乗り遅れたおかげで、事故に遭わずに済んだ。/因为没赶上那趟火车才幸免于难。
女優は胸のあいたドレスを着ていた。/那个女演员穿着一件露胸的礼服。
小包をあけたら中身がいたんでいた。/我打开那个包裹一看里面的东西都已经烂了。
おばあちゃんに手紙を読んであげなさい。/你把那封信给奶奶念一下。
どこの店にもあるというのとは物が違う。/这跟哪个店里都有的东西不一样。
どうぞワンをお飲みあそばせ。/您请用葡萄酒。
先生にしかられた生徒は頭こうべを垂れてしおれていた。/那个学生挨了老师的批评耷拉着脑袋无精打采。
あの人の話を聞いて、人間としての厚みを感じた。/听了那位的话感到他为人很忠厚。
プロジェクトのあらましをお話ししましょう。/我说明一下这个项目的梗概吧。
教授はこれまでに50冊以上の本を著した。/那位教授至今已经写了50多本书。
仕事で手腕を発揮した。/在工作中显示出自己的本领。
あろうことか出発前にパスポートが期限切れであることに気づいた。/出发前我居然发现自己的护照过期了。
そんな哀れっぽいことを言ってもだめだ、お金は貸せないよ。/你说得那么可怜巴巴的也不行,我不能借给你钱。
男は案内なしにずかずか家にあがりこんだ。/那个男人没等主人出来就自己闯进来了。
油断してはいけない、あいつは人を言いくるめるのが上手なんだ。/你要小心,他很会用花言巧语骗人。
「ただではおかないぞ」と男は息巻いた。/那个男的大发雷霆地说:“绝不能轻饶了他(你)!”。
このことは外に漏らさないでいただきたい。/希望您不要把这件事传到外面去。
ご一緒させていただきます。/请允许我跟你一起。
5.名詞の場所化
名詞には場所を表すものと、そうでないものがある。“在”“到”“往”“从”の後ろや、存現文(“墻上贴着很多画。”壁にたくさんの絵がはってある)などで、場所を表す位置に以下のタプの名詞がくるときには“上”や“里”などをつけて場所化する必要がある。
1 場所を表さない名詞――“口袋”“书架”“冰箱”など。
例:ポケットには財布が入っている。/口袋里有一个钱包。
本棚にたくさん本があります。/书架上有很多书。
ビールは冷蔵庫にある。/啤酒在冰箱里。
ポットの水をあけてください。/把暖水瓶里的水倒出去。
彼は理論を実践に生かした。/他把他的理论应用到实践中去。
2 単音節の名詞――“河”“天”“海”“街”“手”“床”など。
例:胸にバッジをつける。/胸前戴着徽章。
3 “子”が後ろにつく名詞――“院子”“房子”“屋子”“村子”など。
例:部屋にはたくさんの家具がある。/屋子里有很多家具。
4 人を表す名詞には後ろに“那儿”“这儿”をつけて場所化する。
例:自転車は彼に預かってもらっている。/我的自行车放在他那儿。
★用例集
例:足にまめができた。/脚上起了(水)疱。
この湖の氷は厚さ5センチもある。/这个湖里的冰居然有五公分厚。
板に穴をあける。/在板子上打个眼儿。
ある人からこの話を聞いた。/我从某个人那里听到了这件事。
鉛を型に鋳込む。/把铅浇进模子里。
庭にバラを植えた。/在院子里种上了玫瑰花。
少女は目に涙を浮かべていた。/那个少女眼里含着泪水。
子どもたちがおもちゃの船を池に浮かべて遊んでいる。/孩子们把玩具船放在池子里玩儿。
うっかりして定期券を家に忘れてきた。/一时马虎把月票忘在家里了。
6.親族名詞に所属先を
われわれが「お父さんはお元気」というところ、中国語では「あなたのお父さんはお元気」(你爸爸好吗)という。「あなたの」は日本語ではしばしば省略されるが、中国語では家族以外の人との会話では親族名称の所属先(“你”“我”“他;她”)を入れることが多い。このほか、人間関係を表す名詞(“朋友”“同事”“老师”)などについても同様の現象が見られる。
例:母は会社員である。/我妈妈是公司职员。
お嬢さんはいくつですか。/你女儿多大了?
ご両親はお元気ですか。/你父母都好吗?
王さんは妻と実家に帰った。/小王跟他妻子回老家了。
従妹いとこは来年中国に留学に行きます。/我表妹明年去中国留学。
先生は大学を出たばかりです。/我们老师今年刚大学毕业。
★用例集
例:上司は愛社精神にあふれている。/我的上司把公司看得比什么都重。
友人は経済的理由で留学をあきらめた。/我的朋友因经济上的原因打消了留学的念头。
伯父は両親の意に背いて伯母と結婚した。/我伯父违背父母的意愿跟我伯母结了婚。
娘は1人で上海へ行くと言い張っている。/我女儿坚持要一个人去上海。
ひとり息子の死は両親にとって大きな痛手であった。/独子的死使他父母受到沉重的打击。
私の目の色は母からの遺伝です。/我眼睛的颜色是从我妈妈那儿遗传来的。
お父さまはいらっしゃいますか。/您父亲在吗?
妻は前夫の子を2人産んでいる。/我妻子和她前夫之间有两个孩子。
お母さまから伺いましたが、中国に留学するそうですね。/听你妈妈说你要去中国留学。
あの子の後ろ姿は母親によく似ている。/那个孩子的背影很像她母亲。
体育の先生は柔道四段の腕前だ。/我们的体育老师有柔道四段的水平。
7.中国語では現れる副詞“就”
日本語の文中ではかならずしも具体的な語として現れていなくても、中国語では副詞“就”を用いることがある。
1 「すぐ」「もう」などのニュゕンスがある場合。この意味を表す“就”は、ほかの具体的な語句“一会儿”“很快”“马上”“赶快”“连忙”などの副詞とともに使われることも多い。
例:少したてば(すぐ)よくなります。/过一会儿就好了。
1時間もすれば(もう)夜があける。/再过一个小时天就亮了。
今(すぐ)あきらめるのは時期尚早である。/现在就死心还为时过早。
調査班は明日には(もう)出発する。/调查组明天就出发。
彼は5歳のときには(もう)ピゕノが弾けた。/他五岁时就会弹钢琴。
彼は家に帰ると(すぐ)おふろに入る。/他一回到家就洗澡。
2 また、前文をうけて、「それなら」とスムーズに接続するときも“就”を欠かせない。
例:それを聞いて安心した。/听了那消息以后我就放心了。
この薬をのめばよくなります。/吃了这药病就会好的。
3 「まさに、ほかでもなく」という肯定の気持ちを表したいとき。
例:「どの人が趙くんですか」「顔の丸い人が趙くんです」。/“谁是小赵”“圆脸的就是小赵。”
「すみません、王さんはいらっしゃいますか」「私ですが、どちらさまですか」。/“请问,王先生在吗”“我就是、您哪位”。
きみの言うとおりだ!そうしよう。/你说的对!就这么办吧。
買わない、買わない、絶対買わない。/不买不买我就不买。
人がどう言おうと気にしない、ぼくはこの料理が好きだ。/不管别人说什么我都不在乎我就喜欢吃这个菜。
8.★用例集
例:トマトをまだ青いうちに収穫する。/在西红柿还没熟之前就进行采摘。
こう不景気では商売あがったりだ。/这么不景气的话生意就完蛋了。
あそこに見えるのがレンボーブリッジです。/从这儿看到的那个就是“虹桥”。
暑くならないうちに出かけよう。/趁天气还不太热就出去吧。
雨の場合は延期になる。/下雨的话就延期举行。
警官が現れると、暴徒はみな逃げだした。/警察一出现歹徒们就都逃走了。
牛乳を飲むとゕレルギーを起こす。/一喝牛奶就过敏。
知らせを聞いて安心した。/听了这个消息我就放心了。
先だってきみが言ってた店はこの店かい。/你前几天说的就是这家店吗。
けんかしたらパパに言いつけるわよ。/你们要是吵架我就告诉爸爸去。
これが時の勢いというものだ。/这就是大势所趋。
仕事が私の生きがいだ。/工作就是我的人生价值。
いけないと言ったらいけない。/说不行就是不行。
あれが言わずと知れた大スターのジャッキー・チェンだ。/不用说那就是众所周知的大明星成龙。
相手がそう言うのなら私も受けて立とう。/既然对方这样说那我就应战吧。
朝まだ薄暗いうちに出発した。/趁早晨天刚蒙蒙亮的时候就出发了。
ここまでがんばったんだから、これであきらめたらうそだ。/都努力到这种地步了现在放弃就不应该了。
新商品の最大の売りはこれです。/新产品的最大特点就在这里。
あの本は2日で売り切れた。/那本书两天就销售一空。
その車がこの値段なら買い得だよ。/那辆汽车要是这个价格的话就很便宜呀。
暗いうちに出かけた。/天还没亮就出门了。
9.例外なしは“都”で
ある一定の範囲のモノやコトがすべて例外なく「同じ状況である」または「同じ動作をする」と言いたい場合は、中国語では“大家都来了”のように副詞“都”を用いる。
例:昨日も今日も暑い。/昨天和今天都很热。
彼も王くんも東京へ行った。/他和小王都去东京了。
私は毎年中国に行きます。/我每年都去中国。
どの家にも人に言えない苦労はあるものだ。/家家都有一本难念的经。
私は健康だから、検査してもしなくても同じです。/我身体很好检查不检查都一样。
頭の中は試験のことでいっぱいだ。/满脑子都只想着考试的事。
昨日は採点にかかりっきりだった。/昨天一天都判卷子了。
“都”は前の語句を受けるが、疑問文においては後ろにある疑問詞を受ける。
例:いったいどこ(とどこ)がぐあいが悪いのですか。/你都哪儿不舒服?
★用例集
例:この薬ならたいていの薬屋にある。/这种药一般药店都有。
相手は私の言うことにいちいち相づちを打った。/我说的话对方句句都随声附和。
このことはいままでだれにも明かしたことがない。/在此之前跟任何人都没说过这件事。
何事もあきらめが大切だ。/凡事都应该抱有达观的态度。
国をあげて肥満防止に取り組む。/全国都在努力搞防止肥胖的活动。
その件については、いつでも私が相談にあずかりますよ。/关于这件事你随时都可以找我商量。
不景気で設備の半分が遊んでいる。/由于不景气一半设备都闲置未用。
一行はいたるところで温かく迎えられた。/他们一行人所到之处都受到热情的欢迎。
各段落の頭に小見出しをつけた。/在各个段落的前面都加了一个小标题。
お年寄りたちは元気にあふれていた。/老人们都精力充沛。
みんな席をとろうと先を争って列車に乗りこんだ。/大家为了抢占座位都争先恐后地挤上了列车。
いつ来てもいいよ。/什么时候来都行。
この1語で全文が生きてくる。/用上这个词全文都变得生动起来了。
今日は家の者はだれもおりません。/今天家里人都不在。
部長は私を陰に陽に助けてくれた。/部长明里暗里都帮助了我。
「それはどこで売っていますか」「全国の主要デパートで売っています」。/“这种东西哪儿有卖的”“全国各大百货商店都经销”。
日ごろどんな運動をしていますか。/你平时都做些什么运动?
老いも若きもその競技を楽しんだ。/老老少少都愉快地参加了那场比赛。
往復ともタクシーに乗った。/来回都是坐(的)出租车。
10.「起こりそう」なら“会”を添え
「…する可能性がある」「…するはずである」という蓋然がいぜん性(あることが起こる可能性、実現の見込み)を表すとき、中国語ではよく“会”を使う。日本語において蓋然性を表す語がなくても“会”を用いる。そのとき、文末にしばしば“的”を伴う。
例:ご安心ください、この件はかならずやり遂げます。/你放心这事一定会办成的。
毎日同じ仕事ではだれだってあきあきする。/每天做同样的工作谁都会腻烦的。
水は100度になると沸騰する。/水煮到100度就会开。
いたずらっ子が何人かいると、クラスはかき回されます。/有几个捣蛋鬼班级秩序就会搅乱。
あとで後悔しますよ。/以后你会后悔的。
努力すればよい成績をおさめられる。/只要努力就会取得好成绩。
★用例集
例:塩分のとりすぎは血圧をあげる原因となる。/吃盐过多会导致血压升高。
遊びほうけてばかりいるといまに困ったことになるよ。/现在溺于游乐将来会为难的。
そんなことを言うと罰が当たる。/说这种话会遭报应的。
そんな生活を続けているときみは一生を誤る。/那样生活下去会贻误你的一生。
きみの一念はきっとあの人に通じると思うよ。/你的一片诚心一定会得到她的理解。
人はいつかは死ぬ。/人总有一天会死的。
正しい者はいつか必ず勝つ。/正义者早晚会取得胜利。
ご恩は一生忘れません。/我一辈子也不会忘记您的恩情的。
いやしくも良識ある者はそんなことはしない。/要是明智的人是不会做那种事的。
こんな薄っぺらな紙では、すぐ破けてしまうよ。/这么薄薄的纸一用就会破的。
あせるととかくろくなことはない。/着急往往不会有好结果。
仕事は慎重に選ばないと、あとで後悔する。/找工作的时候如果不慎重将来会后悔的。
このままいくと大事になる。/这样下去会惹出大事。
電車の中で大またを広げて座ると人の迷惑になる。/在车上伸开着双腿坐的话会影响别人。
日ごろの行いがよくないと、運も向いてこない。/平时举止不端好运就不会降临。
そんなことをすると信用を落とすよ。/做那种事会降低信用的!
真相はいずれおのずと明らかになるものだ。/真相自然会大白的。
モーツゔルトの音楽に耳を傾けていると心の安らぎを覚える。/倾听莫扎特的音乐会感到心境十分安恬。
11.“要”が要るとき
日本語では意志や願望・可能性・必然性などは言葉としてははっきり示されないことが多いが、中国語ではこれらの意味はよく助動詞“要”yàoによって担われる。
1 「…したい」「…するつもりだ」という意志を表すとき“要”を使う。日本語では意志を表す語が現れないことも多いが、中国語では“要”をつける。
例:どうあっても私は明日かならず行く。/不管怎么样我明天一定要去。
あなたも見ますか。/你也要看吗?
2 「きっと…する」という比較的強い可能性や、「(当然)…となる」という必然性を表すときも“要”を使う。蓋然がいぜん性を表す“会”を使ったときよりも、より可能性が高いと断定する表現になる。
例:明日は雨が降る。/明天要下雨。
そんなに薄着だと風邪をひきますよ。/穿这么少要着凉的。
勉強しなければすぐにおくれてしまう。/不学习就要落后。
★用例集
例:お父さんが来るから席を1つ空けておいてね。/一会儿爸爸要来把那边儿的座位空着。
あくまでも初志を貫徹する。/一定要贯彻初衷。
新たに六本木にも店を出す。/在六本木也要新开一家店。
いずれは知れてしまうよ。/迟早要被发觉的。
明日盲腸の手術を受ける。/明天我要做〔接受〕阑尾手术。
この上まだ要求するとはきみも厚かましいね。/得寸进尺还要提出要求你的脸皮也太厚了。
すみません、降ります、通してください。/我要下车让一下。
今回はぼくは下りるよ。/这一次我要弃权。
この仕打ちのお返しはきっとするよ。/这受辱之仇是一定要报的。
今日は帰りが遅くなる。/今天要回来得晚些。
同じ買うなら品質のよいのを買いなさい。/既然要买就买质量好的吧。
いずれ近いうちにその絵をお目にかけます。/近期内我一定要请您看看那幅画。
12.“才”は「やっと」現れる
日本語の文中では「やっと」「こそ」「…してはじめて」などの語が現れていなくても、そのような意味が含まれていれば、中国語に訳すときには“才”を加える。
1 「そこではじめて」「やっと」など、ある出来事のあとに新しい状態になるという意味が含まれている場合。
例:お話を聞いて(はじめて)目がさめました。/听了您的话我才省悟了。
2 「(ほかではなく)…こそ」という断定の気持ちや、程度が高いこと、断固とした否定など、確定的な判断の意味が含まれている場合。
例:彼(こそ)が市長にふさわしい。/他才适合当市长。
あそこの景色はほんとにすばらしい。/那儿的风景才美呢。
3 「やっと」「ようやく」など、事の起こるのが時間的に遅いという意味が含まれている場合。
例:会議が始まってずいぶんたってから、彼は(やっと)顔を出した。/会议开始好长时间了他才露面。
4 「…して、やっと」「…だからこそ」など、ある条件や原因に限ってそうなるという意味が含まれている場合。
例:苦労したから(こそ)いい作品ができた。/正是因为下了苦功才创作出了好作品。
★用例集
例:列車に乗り遅れたおかげで、事故に遭わずに済んだ。/因为没赶上那趟火车才幸免于难。
事故の明くる日になって警察に届け出た。/出事的第二天才去报警。
その動物は日本にだけいる。/那种动物只有日本才有。
講演は予定の時間を30分オーバーして終わった。/演讲比预定时间延长了半个小时才结束。
あの人のおかげで今の私があるといってもけっして言い過ぎではない。/可以说正是因为有他的帮助才有今天的我,这样说一点儿也不夸张。
傘を持っていたお陰で濡れずに済んだ。/幸亏带了雨伞才没被雨淋着。
きみのためを思って、親心で言ってるんだよ。/我是为你着想出于好心才这样说的。
中国へ向かう飛行機の中で心臓発作を起こしたが、折よく乗り合わせた医者の救急処置で命拾いした。/我在飞往中国的飞机上突发心脏病,正巧乘客里有位大夫给我及时救治我才捡回一条命。
13.数量は動詞・形容詞の後ろ
日本語では「1時間待つ」「1回読む」「50元高い」など、時間量、動作の回数、比較した結果の差量は動詞や形容詞の前に置くが、中国語では動詞・形容詞の後ろに置く。
1 動作がどのくらい行われるかという時間量は動詞の後ろに置く。動詞の時間量を表す成分は時量補語とよばれる。補語は動詞や形容詞について補足説明する成分であり、常にこれらと密着する。
例:10分間待った。/等了十分钟。
目的語があるときは「動詞+時間量+目的語」の順になる。
2時間テレビを見た。/看了两个小时(的)电视。
ただし、目的語が代名詞のときは「動詞+代名詞+時間量」となる。
彼を長いこと待った。/等了他半天。
2 またあることが起こってからどれぐらい経過したかを表す時間量は最後にくる。これらは“毕业”や“结婚”など、その動作が瞬時に完結し幅をもたないものが多い。
例:彼は卒業して3年になる。/他毕业三年了。
結婚して4年になる。/我结婚四年了。
3 動作が行われた回数を表す語は、動量補語として動詞の後ろに置く。動詞が目的語を伴う場合は、動量補語の後ろに目的語を置く。
例:彼女のコンサートに、私は2回行ったことがある。/她的演唱会,我去听过两次。
彼はお母さんに毎日1度電話を入れる。/他每天给他妈妈打一次电话。
彼は授業の前にテキストを3回読んだ。/他上课之前看了三遍课文。
父はひざをポンポンとたたいた。/爸爸拍了两下大腿。
ただし、目的語が人称代名詞の場合は動量補語の前に置く。
王さんは午前中に1度私を訪ねてきた。/老王上午来看过我一次。
4 以上のように補語が動詞の後ろという原則は変わらないが、目的語が人名や地名のときには揺れがあり、動量詞の前でも後ろでもかまわない。
例:西安に1度行ったことがある。/(a)我去过西安一次。/(b)我去过一次西安。
王さんに1度会ったことがある。/(a)我见过小王一次。/(b)我见过一次小王。
5 どちらが「どれだけ」多い・少ない・重い・軽いなど、比較した結果の差を表す数量は形容詞の後ろに置く。
例:妹は私より頭1つ背が高い。/妹妹比我高一个头。
このセーターはあれより50元高い。/这件毛衣比那件贵50元。
今日は気温が昨日より10度くらい低い。/今天的气温比昨天低十度左右。
14.★用例集
例:遭難者らは水だけで15日間生き延びた。/那些遇难者仅靠水活过了15天。
いつもより30分早く登校する。/比平常早30分钟去学校。夫は私より3つ上だ。/我丈夫比我大〔年长〕三岁。
1度洗っただけで色が落ちてしまった。/只洗过一次颜色就褪了。彼はこれまで5回遅刻した。/到目前为止他迟到过五次。
2時間も彼女を待った甲斐はなかった。/白等了她两小时。彼は外勤を3年つとめた。/他担任了3年外勤。会談は2時間に及んだ。/会谈进行了两个小时。
かれこれ5年間ゕメリカに滞在した。/我在美国差不多待了5年。あの店は毎月1回勘定をとりにくる。/那家商店每个月来收一次款。
田中さんは1級上だ。/田中比我高1年级。
この夏には1か月かけて国内を旅行した。/这个夏天在国内旅行了一个月。私たちは一晩中心行くまで語りあった。/我们痛快地畅谈了一晚上。雨が一日中小やみなく降っていた。/雨下了一整天都没停过。
このところ毎日1時間ほど残業している。/最近每天都加班一个来小时。1度しか行ったことがない。/只去过一次。父は私より5センチ背が低い〔高い〕。/爸爸比我矮〔高〕五公分。
産休の先生の代講で1年間英語を教えた。/给休产假的老师代课、教了一年英语课。
チャンスがあったらパリにもう一度行きたい。/如果有机会还想再去一次巴黎。会議は一日中続いた。/会议开了整整一天。彼は2期議長を勤めた。/他担任了两届主席。
彼女とは2、3度会ったことがある。/我见过她两三次。
15.★用例集
例:電話が遠いので、もう一度言ってください。/电话听不清楚,请再说一遍。
池を時計周りに1周する。/绕着水池顺时针转了一圈儿。
毎朝2時間トレーニングする。/每天早上锻炼两个小时。
パスタを標準よりやや長めに茹でて氷水で冷やす。/意大利面要比标准时间多煮一会儿,然后用冰水冰一下。
会社は近いには近いが途中で2度も乗り換えなければならない。/我家离公司近是近,可是中途得倒两次车。
ニスを薄く2度塗る。/薄薄地涂两遍清漆。
念のためにもう一度勘定してみた。/为慎重起见又计算了一遍。
少なくとも週に1回は本屋をのぞく。/我每周至少逛一次书店。
この会社に入って何年ですか。/你进这家公司几年了?
何度も反復して練習する。/反复练习好几回。
道に迷ってしまい1時間以上歩きまわった。/迷失了方向,不停地走了一个多小时。
私たちが当地に来てから満3年になる。/我们来到这里整三年了。
私は毎日かかってくる無言電話にもう半年も悩まされている。/每天打来的无言电话已经烦恼了我半年。
間食をやめたら2キロやせた。/停吃零食后瘦了两公斤。
きみよりあいつのほうが役者が一枚上だ。/他比你技高一筹。
テレビを定価より1割安く買った。/我买的电视比定价便宜了一成。
パソコンは2時間やったら10分休むようにしなさい。/打两个小时的电脑,就要休息十分钟。
あの映画は3か月もロングランを続けている。/那部影片已连续放映了三个月。
16.よく現れる“来”と“去”
日本語の文中に「行く」や「来る」を表す語句がなくても、中国語に訳すときは“来”lái“去”qùをつけなくてはならない場合がある。このような“来”と“去”は一種の繋つなぎの働きをするものであり、次の2つのタプに分かれる。
1 ある動作・行為の仕手を強調し、積極的な気分を表す。
例:一言ごあいさつを申しあげます。/我来讲几句。
順序を追って事の次第をお話しいたします。/我来按顺序介绍一下事情的经过。
彼はその種の文章を書きつけているから、彼に頼もう。/他写惯这种文章,就让他来写吧。
自分の裁量で仕事を進める。/自己的工作自己去考虑。
力比べをしよう。/我们来比比谁的力气大。
2 一定の方式である動作・行為にのぞむとき、前半の方式のあとに“来”や“去”を用い、後半の動作・行為へとつなぐ。方式はよく“靠”“用”“按照”“根据”などによって示されることが多い。
例:運動して脂肪を減らす。/靠运动来消耗脂肪。
収入に応じた暮らしをしなさい。/你应该根据自己的收入去生活。
自分の気持ちに正直でやりたい。/我要按自己想的去做。
総力を結集してたたかう。/集中全部的力量去斗争。
彼は舌先で母親を丸めこんだ。/他用甜言蜜语来哄妈妈。
17.★用例集
双方の言い分を聞いて判断する。/听取双方的意见来作出判断。
この問題についてはひとまず打ち切って、次の議題に移ります。/这个问题暂时先告一段落,我们来讨论下一个问题。
彼女はその役に打ってつけだ。/这个角色让她来演正合适〔最理想〕。
人を恨むな。/不要去抱怨别人。
だれがこの責任を負うのか。/谁来负这个责任呢?
会計はぼくが持つよ。/由我来付款。
賄賂を贈って懐柔する。/以贿赂来笼络人。
何事も金ずくで解決しようとする。/什么事都想要靠金钱来解决。
挙国でこの難局に対処しなければならない。/必须全国上下团结一致来应付这一困难局面。
くじで順番を決める。/抽签来决定顺序。
きみの運転では心もとないからぼくがかわろう。/你开车让人不放心,还是我来开吧。
重要な交渉だからしかるべき人を立てよう。/这是一个重要的谈判,应该派适当的人来负责。
住民による町づくり。/由居民自己来建设城镇。
今日こそ勝負をつけようじゃないか。/今天让我们来决一胜负!
リストラによる人件費の削減。/通过裁员来削减用人开支。
私たちは毎年1回、同窓会を開いて親睦をはかっている。/我们每年举行一次同窗会来联络老同学们之间的感情。
積極的な態度で物事にとり組む。/以积极的态度来对待工作。
祖父の財産はだれが相続するのだろうか。/祖父的财产由谁来继承?
強い態度で交渉に臨む。/采取强硬的态度去进行交涉。
第三者の立場からものを見る。/站在第三者的立场上来看问题。
子どもを金で釣るな。/别用钱去引诱孩子。
犯人は死をもって罪を償おうとした。/犯人想以死来抵罪。
忙しそうですね、手を貸しましょうか。/你可真忙,我来帮忙吧。
あなたがこのプロジェクトの指揮を取りなさい。/你来负责这个项目。
18.★用例集
例:解剖図が病気の説明のため投影された。/用解剖图的投影来进行病情的说明。
中国語の発音を独学でマスターするのは難しい。/靠自学来掌握汉语发音很难。
いろいろな品を取り揃えてお客さまをお待ちしています。/备齐了各种各样的商品来恭候顾客的光临。
この件では私が泥をかぶろう。/这件事的罪责由我来承担吧。
新商品の名前を一般公募で決める。/新商品的名称通过向社会公开征集来决定。
その子は私が引き取ります。/这个孩子我来收养。
卑近な例をあげて説明しよう。/我举一个浅显的例子来说明一下。
兄が店を継がないとなれば必然的に次男の私が継ぐことになる。/哥哥不继承店业的话,就只有我这个老二来继承了。
話を引っ張って時間をかせぐ。/延长话题来拖延时间。
人寄せの太鼓を打つ。/打鼓来招揽顾客。
暇つぶしにテレビを見る。/看电视来消磨时间。
こうとしか表現しようがない。/只能用这种字眼来表达。
ぼくが悪かった、ぼくに弁償させてください。/是我的不是,让我来赔吧。
費用は私に持たせてください。/费用由我来负担吧。
やり方を教えてやろう。/我来教你该怎么做。
おのれをもって他人を律するな。/不要用你自己的标准来衡量别人。
19.形容詞 昨日のことでも“了”はいらぬ
あるモノやコトの性質、状態、または人の心情を述べる場合、「昨日は寒かった」のように日本語では過去を表す「…た」形を用いるが、これに対応する中国語は“昨天很冷。”となり、形容詞の後ろに“了”を用いない。
形容詞の後ろに“了”をつけるときは、ふつう「そのような状態になった」という「変化」を表す。たとえば、“今天天气很凉快了”(昨日まではそうでもなかったのに、今日から涼しくなった)
例:私の母は若いころきれいだった。/我母亲年轻时很漂亮。
ああ、おいしかった。/啊,真好吃。
去年の夏は涼しかった。/去年夏天,天气很凉快。
子どものころはとてもおてんばでした。/我小时候很活泼。
この間泊まったホテルは居心地がよかった。/上次住的那家酒店感觉很舒适。
今しがた起こった地震は大きかった。/刚才发生的地震很强烈。
ルービンシュタンのピゕノ演奏はすばらしかった。/鲁宾斯坦的钢琴演奏得非常精彩。
兵士たちの士気は旺盛であった。/士兵们士气旺盛。
母は知らせを聞いておおいに喜んだ。/妈妈听到这个消息非常高兴。
よく思い返してみると、たしかに彼の言動は変だった。/仔细想想当时的情况,他的言行确实有些怪。
20.★用例集
例:台風の被害はかすり傷程度で済んだ。/台风造成的损失还算轻微。
今日は稼ぎが少なかった。/今天收入很少。
遊園地は家族連れでにぎわっていた。/游乐场里到处都是带着孩子来玩的人非常热闹。
朝方はずいぶん冷え込んだ。/天亮时分相当冷。
高校時代は野球部に入っていたので、髪を短く刈り込んでいた。/上高中时我是学校棒球队的,所以头发剪得很短。
昨日は本当に暑かった。/昨天真热。
子どものころはとても太っていた。/我小时候很胖。
今年はコムギの作柄がよかった。/今年小麦的收成好。
じっくり煮こんだ肉は味がしみて、やわらかだった。/花长时间慢慢儿煮好的肉很入味,肉质也很嫩。
彼の態度は不自然だった。/他的态度不自然。
話を聞いて私は心中穏やかではなかった。/听了这话,我心里很不平静。
そのころはまだ若かった。/当时我还年轻。
会議中あくびが出そうになって困った。/开会的时候一直强忍着打哈欠,真难受。
この夏は特別雨が多かった。/今年夏天的雨水特别多。
山頂はとても寒かった。/山顶上很冷。
この春は野菜の値動きが激しかった。/今春的蔬菜价格起伏很大。
うそがばれてばつの悪い思いをした。/谎话被拆穿后很尴尬。
あの店もかつては流行ったものだ。/那家店曾经很兴旺。
その問題は私には易しかった。/那道题对我来说很简单。
21.「…ている・ていた」なのに“了”をつける
日本語の「…ている・ていた」は動作の継続状態,また動作後の状態を表すことがある.次のような「…ている・ていた」を中国語に訳すとき,動詞の直後に“了”をつければよい。動作が一定時間(「2時間」“两个小时”など)継続している,あるいは継続していたことを述べる場合,中国語では“正在”や“着”は使えず,“了”を動詞の直後につける。例:彼は外でガールフレンドを2時間待っていた。/他在外边等了她两个小时了。
私はもうまるまる8時間働いている。/我整整干了八个钟头了。
午後は図書館で1時間勉強をしていた。/下午我在图书馆学习了一个小时。これは中国語では“等”や“干”“学习”という動作が閉じられた時間内で完了しており,“正在”や“着”を使えないためである。「死ぬ」「結婚する」など,その行為が瞬間的に終結する動作については,変化後の状態(「死んでいる」「結婚している」)を表すには動詞(または動詞+補語)の直後に“了”をつける。
例:その鳥は死んでいる。/那只鸟已经死了。
姉は結婚している。/姐姐结婚了。
木が倒れている。/树刮倒了。
ハンカチが落ちている。/手帕掉了。
私のパソコンは壊れている。/我的电脑坏了。
22.★用例集
例:この敷物は日に当たって色があせている。/这地毯被太阳晒得褪色了。この道路はゕスフゔルトが敷かれている。/这条路铺了柏油。この機械は油が切れている。/这台机器没油了。
社長のゴルフはプロの域に達している。/总经理打高尔夫已经达到了专业水平。一夜あけると雨はやんでいた。/过了一夜,雨早停了。もう2時間も歩いている。/我已经走了两个小时了。ドゕは内側からかぎがかかっていた。/门从里面锁上了。上から2行めのところ,2文字落ちている。/第二行漏了两个字。何か大切なことが欠けているようだ。/好像缺少了什么重要的东西。かげろうが立っている。/掀起了热浪。
数え間違えているようです,もう一度数え直してください。/好像数错了,请再数一遍。あいつとはもう縁が切れている。/跟他已经断绝了关系。きみはぼくの言ったことを曲解している。/你曲解了我说的话。ダオキシンが許容を超えている。/二恶英超过了容许剂量。帽子の型が崩れている。/帽子已经走形了。
あの落語家は師匠の芸風を受け継いでいる。/那个落语演员继承了他师傅的表演风格。何時間も眠りこけている。/一连睡了好几个小时。チューリップの花が咲いている。/郁金香开花了。ガラスの小片が散らばっている。/玻璃碎片散了一地。新聞を2紙とっている。/我订了两种报纸。袖口が擦り切れている。/袖口磨破了。
机の上はずいぶんほこりがたまっている。/桌子上积了厚厚的灰尘。ロープがたるんでいる。/缆绳松了。
鼻が詰まっていて,においがわからない。/鼻子堵了,闻不出味儿来。落ち葉が庭一面に積み重なっていた。/落叶堆满了院子。頭のてっぺんがはげている。/头顶秃了。
週刊誌に中国の映画スターの写真が出ている。/周刊杂志上登了中国电影明星的照片。
23.動詞はどうした?
日本語は動詞を省略する傾向にあるが、中国語では動詞を明示することが多い。
1、私は肉が好きです。/我喜欢吃肉。
肉をどうするのが好きなのかを考え、動詞“吃”を加え“喜欢+VP”の形にする。
2、傘を忘れた。/忘了带伞。
傘を持つのを忘れたと考え、動詞“带”を補い、“带伞”という動詞フレーズを“忘”の目的語にする。
例:財布を忘れた。/忘了带钱包。
かぎを忘れた。/忘了拿钥匙。
3、日本語は名詞表現のみのところ、中国語では名詞にふさわしい動詞をつけることが多い。
例:忘年会を安くあげる方法はないかね。/开年终联欢会有没有省钱的办法呢?
商売にはあたりはずれがある。/做买卖免不了好运和坏运。
彼女にバオリンを教えてあげる。/教她拉小提琴。
★用例集
例:あなたの顔色には紺色の服がよく合う。/你的脸色很适合穿深蓝色的衣服。
これを記念にあげましょう。/这个送给你做个纪念吧。
そんな単調な生活にはすぐ飽きがくるだろう。/过那种单调的生活很快就会过腻吧。
宇宙旅行はいずれごくありふれたことになるだろう。/去宇宙旅行迟早会成为并不稀奇的事情。
すぐ医者に行ったほうがよい。/你最好马上去医院看看。
例の出来事以来、私の生活は一変した。/自从发生了那件事以后,我的生活完全变了。
別れた母と子が再会するシーンで思わず目がうるうるしてしまった。/看到母子俩别后重逢的场面不禁热泪盈眶。
24.★用例集
例:兄は絵がうまい。/哥哥很会画画。
今度の日曜日、いっしょに映画に行きませんか。/下星期天一起去看电影怎么样?
襟を正して先生の話を聞く。/正襟危坐听老师讲话。
自分で言うのもおこがましいが、そんな仕事ならお手のものだ。/不是自吹干这种活我最拿手了。
囲碁なら多少腕に覚えがある。/下围棋我还是有一定把握〔自信〕的。
お茶をいかがですか。/喝杯茶怎么样?
会社へ行く。/去公司上班。
江の島に海水浴に行く。/去江之岛洗海水浴。
雨にもかかわらず息子は出かけていった。/尽管下着雨儿子还是出去了。
気丈な母の涙を初めて見ました。/第一次看到刚强的母亲流下眼泪。
ヌの散歩なら苦にならない。/如果是带狗去散步的话就不是负担。
鉛筆でけっこうです、ちょっと貸してください。/铅笔也行请借我用一下。
青年は宇宙飛行士を志してゕメリカに渡った。/这个年轻人立志要当宇航员到美国去了。
じっとこらえて時節を待て。/忍忍,等候时机到来。
勝利の知らせに思わず万歳を叫んだ。/听到胜利的消息情不自禁地高呼“万岁!”。
何事も時機を逃がしてはだめだ。/做什么事都不能错过时机。
学生時代はテニスにあけ暮れていた。/学生时期着迷于打网球。
不合格のしらせに弟はしゅんとなった。/接到不合格的通知弟弟一下泄了气。
中国政府からの招待で北京へ親善試合に行った。/应中国政府的邀请去北京参加友好比赛。
祖父の苦労話には食傷している。/已经腻烦听爷爷讲辛苦经历。
仕事をすっぽかしてゴルフに行った。/扔下工作去打高尔夫球。
カラオケに行ってストレスを発散する。/去唱卡拉OK放松放松。
寸暇を惜しんでピゕノの練習をする。/珍惜分分秒秒的时间练习弹钢琴。
筆記用具、腕時計、それから受験票を忘れないように。/别忘了带书写用具、手表、还有准考票。
7時にはご飯だからそれまでに帰ってきなさい。/7点吃饭所以要在7点以前回来。
病人はあと2、3日で退院の許可が出るだろう。/再过两三天病人就会被批准出院了。
その建物は火事でも大丈夫だ。/那座建筑物就是遇到火灾也没问题。
私は絶えずよい姿勢を心がけている。/我经常注意保持良好的姿势。
この仕事は彼女1人では頼りない。/这个工作让她一个人干不放心。
姉さん、ビール2本ね。/大姐,来两瓶啤酒。
このワンピースは私には短すぎる。/这条连衣裙我穿太短了。
珍しい品をありがとう。/多谢你送我珍贵的礼物。
私は果物が好きだが別けてもメロンが好きだ。/我喜欢吃水果尤其喜欢吃蜜瓜。
25.中国語動詞があってこその補語
日本語では言わずと知れたこととして省かれている動詞が中国語では「動詞+補語」という形で表される。「動詞+結果補語」
どのような動作の結果、おなかをこわしたのかを考え、動詞“吃”を加えて「V+結果補語」の形にする。
例:彼はおなかをこわした。/他吃坏了肚子。
足にまめができた。/脚上磨出了泡。
矢が的にあたった。/箭射中了靶子。「動詞+方向補語」
どのような動作を経て、中に入っていったのかを考え、動詞“走”を加えて“走进”の形にする。どのような動作を経て、中に入っていったのかを考え、動詞“走”を加えて“走进”の形にする。
例:彼は教室に入っていった。/他走进教室去了。3 「動詞+様態補語」
何をして楽しかったのかを考え、動詞“玩儿”を加えて「V得+様態補語」の形にする。例:今日は楽しかった。/我今天玩儿得真高兴。
彼の大胆さにあ然とした。/被他的大胆举动惊得目瞪口呆。
以上はいずれも「V+補語」の例で、補語はそれぞれ結果補語・方向補語・様態補語と異なるものの、いずれもこれらの補語の前に動詞があり、その動詞は日本語では表されていないものである。
★用例集
例:荷物を岸に上げる。/把货物搬上岸。
冬になると手が荒れる。/一到冬天,手上的皮肤就变得很粗糙。
妻の愚痴には飽き飽きだ。/妻子的牢骚话我已经听腻了。
質問に当てずっぽうで答えたらうまく当たった。/胡乱回答问题竟答对了。
もっと編み目を細かくする。/把针脚编织得再密一些。
ズボンのポケットに両手を入れる。/把双手插进裤兜儿里。
今日は家から一歩も出なかった。/今天我一步也没走出过家门。
肉だの,魚だの,野菜だのをいっしょくたになべに入れて煮る。/肉啦、鱼啦、蔬菜啦统统放进锅里一起煮。
花壇を花で埋める。/花坛里种满了花草。
女優は拍手喝采の内にステージを下りた。/那个女演员在掌声和喝彩声中走下了舞台。
26.★用例集
例:犯人は警官にナフで傷を負わせた。/犯人用刀刺伤了警察。
おっと間違えた。/哎呀,我搞错了!
フリーザーから出した肉はすっかり解凍した。/从冷冻库拿出来的肉解冻完了。
あの人は感情がすぐ顔に出る。/他的喜怒哀乐马上会在脸上表现出来。
少し酔っぱらった、外に出て風に当たろう。/有点儿喝醉了,出去透透风(呼吸呼吸新鲜空气)。
あの文章はややかたい。/那篇文章写得比较生硬。
結び目がかたくてほどけない。/扣儿系得太紧,解不开。
看板を出す。/挂出招牌。
このコートはすっかりくたびれてしまった。/这件大衣已经穿得相当旧了。
公園にはさまざまな小鳥がやってくる。/公园里飞来各种各样的小鸟。
風で目に塵が入った。/风把灰尘吹进了眼晴里。
遅れてごめん。/对不起,我来晚了。
話がこんがらかってきた。/事情弄得纠缠不清〔漫无头绪〕的。
このホテルは料理はうまいがサービスが悪い。/这家饭店菜做得好,可是服务太差。
カーテンをさっとあける。/刷地拉开窗帘。
妻のゴルフも少しはさまになってきた。/妻子的高尔夫打得多少成个样子了。
フラパンの上で肉がじゅうじゅういっている。/肉在平底锅里煎得吱吱作响。
彼女は突然英語で話しかけられ、目を白黒させていた。/有人突然用英语跟她搭话,她惊得目瞪口呆。
高等学校の全課程を終えた。/学完了高中的全部课程。
この時計は合っていますか。/这个表走得准不准?
船をドックに入れる。/把船开进船坞。
ドラヤーで髪をかわかす。/用吹风机吹干头发。
パトカーがサレンを鳴らしながら来た。/警车鸣着警笛开过来。
弟は肉づきがいい。/弟弟长得很健壮。
旗が風にぱたぱたとはためく。/旗子被风吹得哗啦哗啦响。
現金はほとんど尽きてしまった。/现金大部分用完了。
コップに日本酒を満たした。/杯子里倒满了日本清酒。
どうやら道を間違えたらしい。/我好像走错路了。
先日は実に愉快でした。/前几天过得很愉快。
よもやま話が尽きなかった。/各种各样的话题说不尽。
27.「研究する」は“研究”とも“进行研究”とも
「研究する」は“研究”でよいが、中国語では形式動詞“进行”を使い“进行研究”のように言うこともできる。“进行”はあとに多音節の動詞を目的語にとる。これと似たような働きをするものに“加以”や“给以”があり、やはり多音節の動詞を目的語にとる。このような形式動詞はいずれも日本語では表現されていない。
これらが目的語に動作動詞をとるのに対し、命題やある状態を導く形式動詞として“觉得”“感到”などがあり、“觉得很冷”のようにやはり多音節の語句を目的語にとることができる。“进行”系と“觉得”系とはあとにくる目的語の性質が違い、いわば相補う分布を示す。
★用例集
例:それには大がかりな調査が必要だ。/对此,有必要进行大规模的调查。
実際の状況に基づいて解決する。/根据实际情况加以解决。
関連する事柄については説明すべきである。/有关情况应该加以说明。
彼が困っているならわれわれは助けてやるべきだ。/他有困难,我们应给以帮助。
彼女の厚顔さには驚いた。/她的厚颜无耻令人感到吃惊。
こんなことをして、われながら恥ずかしい。/做这种事,连我自己都觉得丢脸。
28.★用例集
例:弟はいつもああでもないこうでもないと言って反対する。/我弟弟总是这也不是那也不是进行反对。
トマトをまだ青いうちに収穫する。/在西红柿还没熟之前就进行采摘。
田代さんは話題が豊富で人を飽きさせない。/田代先生十分健谈,听他说话不会觉得厌烦。
忘れっぽいのにはわれながらあきれる。/这么健忘,连自己都感到惊讶。
このような悪条件の下もとで研究は続けられない。/在这样的不利条件下,我们无法继续进行研究。
身に余る光栄に存じます。/我感到不胜荣幸。
重要案件について審議した。/就一项重要议案进行了审议。
意を尽くして説明する。/尽心尽力地进行说明。
言いたいだけ言ってさっぱりした。/把想说的都说了,心里感到很痛快。
上司がなじったら彼はすぐに言い返した。/领导一批评他,他马上就还口,进行辩白。
だれもが一部公務員の不正に対して憤っている。/对个别公务员的不正当行为谁都感到气愤。
衣装をつけてリハーサルをする。/穿上戏装进行彩排。
異説を検討する。/对不同说法进行考察。
相手の無神経さにいらだつ。/对对方满不在乎的态度感到烦躁不堪。
一刻も早く応急手当をしなければ命を失うことになります。/不马上进行抢救的话,会有生命危险。
あの旅館はなんとなく暗くて薄気味悪い。/那家旅馆总让人感到阴森森的。
この情報は裏をとる必要がある。/对于这个消息我们必须进行对证核实。
あなたの言うことはどうも腑ふに落ちない。/你所说的我觉得难以理解。
試験の前でなんとなく落ち着かない。/考试前总觉得忐忑不安。
自分が何の役にも立てないことを悲しむ。/因自己的无能为力而感到难过。
うれしくて足どりも軽く家路についた。/感到很高兴,踏着轻快的步伐回到了家。
希少動物は保護しなければならない。/珍稀动物应该加以保护。
29.「XはYだ」はいつも“X是Y”とは限らない 日本語では「昨年の中国旅行は忘れられない思い出だ」「その国の経済は深刻な状態だ」のように述語の部分が「名詞(句)+だ」という形式の文がよく見られる。一方,これを中国語に訳した場合には、“…是…”という構文は使えないことが多い。前述の日本語は“去年的中国之行真令人难忘。”“那个国家的经济情况不容乐观。”とするのが普通である。
★用例集
例:この箱は上げ底だ。/这个箱子底儿很高。
ううん、これは難しい問題だ。/嗯,这问题很难解决。
私は東京生まれだ。/我出生在东京。
私の干支えとはひつじです。/我属羊。
あの人は数々のこっけいなエピソードの持ち主だ。/他闹过很多笑话。
これは大事だ。/这可不得了啦。
今夜は私の奢りだ。/今晚我请客。
彼らは幼なじみだ。/他们从小就认识。
あの子はクラス一のおどけ者だ。/那孩子在班里最爱逗乐儿。
今度はぼくが鬼だよ。/这次该我作老瞎了。
今日の試合は好カードだ。/今天的比赛编组很好。
それはいい買い物だったね。/那个东西买得真合算呀。
これは1日がかりの仕事だ。/这项工作要花一天的时间。
先生方はお疲れのごようすだ。/看样子老师们都很累。
私はかなづちだ。/我一点儿也不会游泳。
あいつは成長株だな。/他很有前途。
彼女は変わった経歴の持ち主だ。/她的经历比较特殊。
妹は苦労性だ。/妹妹就爱操心。
政府の景気対策は黒星続きだ。/政府振兴经济的对策连续失败。
うちは長生きの血統だ。/我们家属于长寿血统。
あれは気だてのいい子だね。/那姑娘性情真好。
30.★用例集
例:2人は恋仲だ。/他俩正在谈恋爱。
今週はずっと雨だ。/这个星期一直下雨。
残念ながらわがチームは最下位だ。/真遗憾,我们队排名最后。
私は三食ともパン食だ。/我一日三餐都吃面包。
原田くんはクラスの首席だ。/原田在班上数第一。
世間は広いようで狭いものだ。/大千世界,其实有时很狭小。
今日は大変な寒さだ。/今天太冷了。
天気予報で言っていたけど,明日は雨だってさ。/天气预报说,明天要下雨。
このチョコレートはおまけつきだ。/这个巧克力带有赠品。
兄は童顔でかわいらしい。/我哥哥长了一副童颜,怪可爱的。
この家は西向きだ。/这所房子朝西。
今日は早番だ。/今天我上早班。
今日の横綱どうしの一番は見ものだ。/今天横纲对横纲的那场比赛很精彩。
ぼくは楽観的な方だ。/我算比较乐观的。
米は去年にまさる豊作だ。/稻子的丰收胜过去年。
うちは郵便局の向かいだ。/我家在邮局对面。
今日はあいにくの雪模様だ。/今天不巧,看起来要下雪。
この出版は時代の要求に応えるものだ。/该书的出版顺应了时代的要求。
うちの社長はワンマンだ。/我们公司的总经理独断专行。
31.「サングラスの男」はサングラスをかけている 日本語には、「ハヒールの奥さん」「サングラスの男」のような、臨時的に身につけているものなどを用いてある人を特徴づける表現がある。このような「名詞+の+名詞」という表現を中国語に訳す場合、中国語では動詞を補う。例:ハヒールの奥さん。/穿高跟鞋的夫人。
サングラスの男。/戴墨镜的男人。
赤いスカートの少女。/穿红裙子的少女。
次のフレーズはまた別のタプだが、中国語ではやはり動詞を補う。例:彼の料理。/他做的菜。
絵の腕前。/画画儿的技术。
あなたの英語。/你讲的英语。
初めての町。/初次来的城市。★用例集
例:碁の腕をおおいにあげる。/下围棋的技术大有长进。
問題の企業でトップの辞任が相次いでいる。/出现问题的那家公司的领导都陆续辞职了。
これはきっと兄貴のゕデゖゕだ。/这一定是哥哥出的点子。
青い目の少女。/长着一双蓝眼睛的少女。
振り袖のあで姿。/身着长袖和服的艳丽姿态。
いつかはがんの特効薬も現れるだろう。/总有一天会找到治疗癌症的特效药的。いがぐり頭の男の子。/头发剪得极短的男孩子。おかっぱの女の子。/娃娃头的女孩儿。
仮免許のドラバー。/持临时驾驶证的司机。
銀のような光沢のドレス。/闪着银色光泽的女礼服。
私の料理の腕などプロに比ぶべくもない。/我做菜的手艺怎么能跟厨师比。湖畔のホテル。/位于湖畔的饭店。
地震の惨禍は目を覆うばかりだ。/地震造成的灾难令人惨不忍睹。伸縮する素材のウエゕ。/用弹性布料做的衣服。
32.★用例集
例:最新装備の大型客船がいよいよ来月進水する。/配备了最先进设备的大型客船下个月就要下水了。
深慮遠謀の人。/有深谋远虑的人。
制服の警官。/穿制服的警察。
セントラルヒーテゖングの建物。/有中央供暖系统的大楼。
客席のそこここに和服姿の女性が見られた。/在观众席上到处可以见到穿着和服的妇女。
彼の労を多とします。/我很感谢他付出的辛劳。
大陸の暖気が日本上空に流れ込む。/来自大陆的暖空气覆盖了日本的上空。
事故の知らせを聞いて父の顔からさっと血の気がひいた。/听到发生事故的消息,父亲的脸刷地失去了血色。
長髪の青年。/留长发的青年。
葬式のときには隣近所が手伝いに来てくれた。/办丧事时邻居们都来帮忙了。
外国人の作文はときどき「てにをは」がおかしいことがある。/外国人写的作文有时助词用得不妥当。
語学の天才。/学外语的天才。
先生の話をノートにとる。/把老师说的话记在笔记本上。
衣料品のトップメーカー。/生产衣料的一流厂家。
雨の日には試合は行われない。/下雨天不能比赛。
手紙の主ぬし。/写信的本人。
のろわしい戦争のつめあと。/罪恶的战争遗留下来的痕迹。
紐つきの援助はごめんだ。/我们不需要有附加条件的援助。
黒いぶちのヌ。/带黑色斑点的狗。
隣席の女性は気分が悪いのか、真っ青な顔をしていた。/坐在我旁边的那个女人可能是不舒服吧,脸色刷白。
ミリタリールックの少年。/穿军服式服装的少年。
大事故にもかかわらず後部座席の乗客は無傷だった。/虽然事故很严重,不过坐在后座的乘客却毫发无损。
おでんの屋台。/卖五香杂烩的摊子。
若さゆえの過ち。/因为年轻而犯下的错误。
私たちの手紙は行き違いになった。/我们彼此寄出的信走两岔了。
弓の名人。/射箭的好手。
33.「映画をおごる」は「映画を見るのをおごる」(兼語文)
中国語には兼語文という構文がある。“我请你吃饭。”(あなたに食事をおごるよ)――この文で“你”は前の動詞“请”の目的語であり、同時にあとに続く“吃饭”の主語になっている。このように1語で2つの役割を兼ねる語ということから、このような文を兼語文とよぶ。中国語を直訳すれば「私はあなたにご飯を食べることをおごる」となるが、自然な日本語では「食事をおごる」と名詞を直接目的語にとっている。すなわち中国語では“请你吃饭。”のように動詞が加わる点に注意すべきである。“请”のほか“派”(派遣する)、“邀请”(招へいする)、“劝”(すすめる)などでも同様の現象が見られる。例:じゃ、映画をおごってよ。/那你请我看电影。
会社は彼を中国へ派遣した。/公司派他去中国。
彼を会議に招へいした。/我们邀请他参加会议。
叔父さんにビールをすすめなさい。/你劝叔叔喝啤酒。(「ビールをすすめる」は次のようにも訳せる。やはり、ビールをどうするのか、動詞による明確化が必要である。你给叔叔倒啤酒。)★用例集
パーテゖーにお招きいただきありがとうございます。/感谢您邀请我参加晚会。
国を訴えて損害賠償を要求する。/提起诉讼,要求政府给予赔偿。
待たせた埋め合わせにランチをおごるよ。/我请你吃午饭,算是作为让你久等的补偿。
人手が足りないので援軍を頼む。/人手不够,请人来帮忙。
1杯おごろうか。/我请你喝一杯吧。
友達をお茶に誘う。/邀朋友去喝茶。
何をごちそうしようか。/我请你吃什么呢?
上層部の裁決を仰ぐ。/请领导班子做出裁决。
重要な交渉だからしかるべき人を立てよう。/这是一个重要的谈判,应该派适当的人来负责。
会議に有識者を招請した。/邀请了知识分子参加会议。
裁判所に被告側の証人として召喚された。/法院传我作为被告一方的证人出庭。
今回の医療裁判では原告被告とも専門家を証人に立てた。/这场医疗官司中原告被告双方都请来专家作证人。
34.補語は大事だ保護すべし
中国語では「動作+その結果」という2段構えで事態を表すことが多い。たとえば“听懂”(聞いてわかった)のように。ところが日本語では単に「わかった」といい、動詞は言わず、結果のほうのみ言及することが多い。これが[十五]「中国語動詞があってこその補語」である。しかし、この逆の現象も見られる。すなわち、日本語では補語のほうが省かれるケースで、たとえば中国語の“记住”(記憶して定着した)は日本語では単に「記憶した」といい、補語部分の“住”には言及しない。
1、「この詩は覚えましたか」は“这首诗你记住了吗?”のように動詞“记”の後ろに“住”が必要である。日本語では単に「もうレポートを書いた」というところを中国語では“我已经写好了报告。”という。やはり“好”が必要である。このように完了や達成を表す結果補語は日本語では言及されないことが多いが、中国語では必要なので注意したい。例:ドゕに鍵をかけて。/你把门锁上。
機械はもう運びましたか。/机器已经搬完了吗?
ただし、“看见”“失去”など、語のつくりは「動詞+結果補語」でも辞書にも一般に1語として載っているものにはルール番号をつけていない。
2、方向補語についても同様な現象がある。「彼は荷物を置いた」は中国語では“他把行李放下来了。”という。中国語では動詞“放”の後ろに方向補語“下来”がついている。「病人はいまでは立てるようになった」も中国語では“病人能站起来了。”のように、動詞“站”のあとに“起来”をつける。モノや人が動作の結果、どの方向に移動したのかを明示するのである。
例:本をまたがないでください。/请别从书上面跨过去。
よくかまずに食べるとおなかをこわしますよ。/不好好嚼就吃下去会坏肚子的。★用例集
例:林くんに会ったらよろしく。/见到小林替我问个好。
バケツに水をあける。/把水倒进水桶里。
どうぞ座布団をお当てください。/请垫上垫子坐吧。
雨に当てないように防水シートをかぶせる。/为了不让雨淋着盖上防水布。
髪をおさげに編む。/把头发编成辫子。
母はほんのちょっとの間に食事の支度をした。/妈妈一下子就准备好了饭菜。
夜の間に雪が積もった。/夜间雪积了起来。
10メートルの間をあけてくいを打った。/间隔十米打下一个桩子。
青味を添える。/配上点绿菜。
医者は「仰向けに寝てください」と言った。/医生说,“请仰面躺下”。
花火が1発上がった。/有一支焰火升起来了。35.★用例集
例:話しているうちに興奮して急にオクターブ上がった。/说着说着就兴奋了起来,调门儿也一下高了许多。
この階段をおあがりください。/从这个楼梯上去吧。住宅街に明かりがともる。/住宅区里亮起了灯火。すっかり悪に染まっている。/彻底沾染上恶习。悪夢から覚める。/从恶梦中醒来。足をそろえて跳んだ。/并齐双腿跳了起来。
思わず足をとめて店のショーウンドーを見た。/不由得停下脚步看了看商店的橱窗。捜査の網を張る。/布下罗网。
香港は東洋の真珠と言われる。/香港被称为东方明珠。給料の幾分かを貯金する。/把工资的一部分存起来。ご一覧のうえお返しください。/看完后请还回来。庭にバラを植えた。/在院子里种上了玫瑰花。漢字にルビを打つ。/给汉字注上假名。小説を映画化する。/把小说改编成电影。
赤ん坊をおくるみにくるむ。/用小被子把婴儿包起来。私ははやる気持ちを押さえた。/我克制住了内心的焦急。シートベルトを締める〔はずす〕。/系上〔解开〕安全带。シャッターはもう閉まっていた。/百叶窗已经关上了。課長に昇格する。/晋升为科长。大根を千切りにする。/把萝卜切成丝儿。
これは直接彼から聞いた情報だ。/这是直接从他那儿听到的消息。パンにジャムをつけて食べよう。/把面包抹上果酱吃吧。警察は入り口に縄をはって野次馬の侵入を防いだ。/警察在入口处拉上绳子,不让围观者闯进来。
36.ちょっと待て“再”の出番はこれからだ
ある動作行為を、今すぐにではなく、近い将来のある時間に、あるいはある動作行為のあとやある状況の発生を待って行うという場合、“再”を用いることが多い。
例:もう、12時だ。予算の問題は午後話しあうことにしよう。/都12点了。预算问题我们下午再谈吧。
今日はもう時間がないから、そのことは日を改めて話しあおう。/今天没时间了那件事以后再谈吧!
食事してから出かけよう。/吃了饭再走吧!
復習をしてから寝なさい。/复习功课后再睡觉。
その映画は、原作を読んでから見たほうがいい。/那部电影最好先看原著然后再去看。★用例集
例:汚れを表面に浮かしてからふきとる。/等污垢表面浮起后再把它擦掉。
ひと通りお話をさせていただいたあとで、みなさんの質問に応じます。/我先大概地说一下,然后再回答大家的问题。
こちらの料理はドレッシングを掛けて召しあがってください。/这个菜请浇上调味汁再吃。
卵黄がねっとりしたらサラダ油を加えてかき回す。/蛋黄变粘糊后,再加色拉油搅拌。
左右の安全を確認してから横断歩道を渡りましょう。/确认左右两边没有来车以后,再过人行横道。
みんながそろってから夕食にしよう。/晚饭等家里人都回来了以后再吃吧。
お荷物は後送いたします。/行李以后再寄。
この件は今度にしましょう。/这件事下次再说吧!
先方がいるかどうかをちゃんと確かめてから訪問しなさい。/确认好对方在不在之后再去访问。
第二篇:日语翻译需要哪些技巧
日语翻译需要哪些技巧
浏览:683 | 更新:2013-01-08 11:41 | 标签:翻译
日语翻译需要哪些基本功做任何一种工作,从事任何一个职业,都必须具备一定的基本条件,或称基本功。在这里就给大家讲解基本功一般包括三个方面:
方法/步骤
1.1 态度基本功
这要解决三个问题,即方向问题(明确翻译工作的目的是什么,究竟为谁服务)、动力问题(方向明确、目的清楚还不够,还必须勤奋努力、刻苦钻研,方能做好工作)和态度问题(有了方向和干劲,还要有科学的态度、严谨的译风和善于学习、不懈追求的精神,才能不断进步和攀登高峰)。要入翻译之门,不付出艰辛的劳动是不行的。有了一点成绩,切莫沾沾自喜,固步自封,否则会前功尽弃,半途而废。只有不畏艰难困苦,兢兢业业,不断提出新的目标,努力奋斗,毫不懈怠,才能在翻译工作中不断前进,有所成就。
2.2 外语基本功
从事翻译工作,不言自明要具备外语基本功。这里仅强调两点:第一,外语基本功不扎实,翻译时必定会困难重重,事倍功半。在一些译者中流传着这样的想法和说法:搞翻译只要汉语好就行。言外之意是,外语差一点无所谓,反正可以查词典。这是对翻译工作无知或所知甚少的反映。请看一例:原文(德语):Sie(die Gro?en)werfen Schatten auf unsere Zeit und noch weit darüber hinaus.学译:他们(指“伟人”)影响我们的时代,而且还远远不止于此。分析:粗看译文,似乎无错,译者对原文理解了,也把原文的词义转达了。但细细分析,我们觉得,译者并没有深入理解原文,或者说只知其表、不知其里,仅译出了原文的“词面”意思,没有译出其深层含义:影响以后世世代代。改译:他们(指“伟人”)不仅影响我们的时代,而且还将流芳百世。说明:在翻译过程中,原文“词面”上的意思大多可以借助工具书查到、搞清,但掌握原文字里言外的或深层次的含义往往依靠译者的阅读理解能力,而这是词典上永远查不到的。第二,外语基本功包括词汇量、语法修养、阅读能力和分析理解能力等。译者掌握词汇量越丰富,一个词的词义掌握得越全面,一个词的搭配和用法掌握得越多,翻译起来当然会越快越好。译者没有足够的语法知识,如对虚拟式掌握不好,翻译时就会困难重重,甚至错误百出。阅读能力,也可以说是译者“化”入原著境界的能力;分析理解能力,指的是:译者根据语法关系,解剖分析原文,确切理解原文词和句子成分的意义及其相互之间的关系,然后据此进行翻译措辞的能力。
3.3 汉语基本功
谁都清楚汉语在翻译工作中的重要性。这无须累述。但要指出的是:我们的汉语基本功往往不够,有时甚至还不如外语。有人可能以为这是在危言耸听:汉语学了十几年,甚至几十年,难道还不够翻译用的?那好,就看一个译例:原文(德语):Puschkin war, wie Goethe, ein Nationaldichter seines Volkes, geh?rt wieGoethe der Weltliteratur an.试译:普希金像歌德一样,是人民的一位民族诗人,与歌德一样属于世界文学。分析:看了译文,我们不禁要问:什么叫“人民的一位民族诗人”?“属于世界文学”究竟是什么意思?显然,这里有语病,表达不清。我们觉得这是汉语水平不够造成的。改译:普希金像歌德一样,既是一国的民族诗人,也是世界文坛的巨匠。
END
注意事项 翻译公司讲解汉语水平欠缺会造成翻译表达难、表达不佳,具体表现为:①组句难,句子摆不平;②句子不完整,缺少应有的成分;③措词难,没有合适的措词;④词不达意,甚至表错意思;⑤句子冗长、累赘,行文不简洁。汉语基本功一般包括:词汇量,语法知识,措词能力,组句能力,修辞能力和文学修养(包括古汉语修养)等。
日语是很多高等院校为外语专业学生开设的二外课程,从其应用范围及应用深度来看,日语的学习是很有必要的。天和汇佳苏州翻译公司老师认为,日本动漫产业的发展也是世界闻名的,这也为日语的应用扩大了范围,有很多同学都是因为喜欢日本动漫开始学习日语的,在兴趣的激发下,学习能力的潜力发挥是最大的。
如果想学好日语,想从事中译日、日译中翻译的话,天和汇佳苏州翻译公司根据日语翻译老师经验给出如下学习技巧:
第一,过分将就速度和效率,不愿花时间经常重复复习学过的内容。语言运用是一种技能,技能只能靠熟能生巧,要不断重复才会熟练,只有熟练了才会形成一种不加思索的技能。
第二,过分将就方法和技巧,而不愿意下真功夫。语言的运用是一种技能,而这种技能不是靠技巧能获得的。太讲究方法和技巧会被其占用很多的时间和精力,而对学习的内容本身投入较少的时间和精力,因此反而会影响学习的效果。
第三,不重视听力训练。语言是有声的,我们对语言的感受首先是语言的声音作用于我们的大脑。如果不练习听力,只是默默的阅读和背单词,其结果是不仅听不懂别人讲外语,而且阅读水平也难以提高。
第四,三天打鱼两天晒网,没有恒心,不能长期坚持学习。技能的额数联要有一个过程。在这个过程中会遇到各种困难,但不能向困难低头,要坚持不懈的反复学习,持之以恒。
第五,只学而不用。语言的实践性很强,如果只学不用,就永远也学不好。我们学语言的目的就是为了应用,要学会在用中学习,这样才能提高兴趣,达到好的学习效果
第三篇:挑选日语翻译公司的技巧
挑选日语翻译公司的技巧
接过很多咨询电话,大部分问题都集中在如何选择一家好的日语翻译公司上。
随着中日经济文化交流的扩大和深入,日语的翻译,目前在我国的翻译市场需求占有量仅仅低于英语。日语翻译公司数量也在不断增多,所涉及领域也在不断地拓宽。我们面临的选择也越来越多,那么该如何从中找到一家值得信赖的日语翻译公司呢?
我们需要综合以下几点来考虑:
一、看翻译质量是否有保障,翻译质量的好坏是一家成败的关键,而译员又是翻译质量的首要保障。365翻译汇集了大批优秀的笔译、口译和听译译员,多人曾参与过北京08年奥运、上海世博会、广州亚运会等大型项目的中高级语言服务。秉持对工作认真、负责、专业的态度,保证翻译工作的顺利进行。
二、看翻译报价是否合理,从市场均价上看,中译日专业级价格普遍在200元左右/千字,而365翻译中译日专业级报价是159元/千字,真正做到了质优价廉。
三、看交易流程是否便利,很多传统的翻译公司是采取译员与客户直接面对面的方式,需要客户往返于公司,不仅浪费了客户的时间精力还降低了翻译审稿与交稿的速度。365翻译采用全新的电子商务运作模式,客户无需出门只需几下点击就能实现下单、支付、收稿的全方位服务。
第四篇:日语翻译的技巧有哪些
日语翻译的技巧有哪些?
对于日语翻译,不仅要具备一定的翻译理论,日语和汉语的语言修养和专业知识,而且还要注意日语的语言特点与翻译技巧。那么,日语翻译的技巧有哪些呢?
1、直译
直接地照原文翻译,为翻译中最基本的译法。
2、转译
当词典中无适当的词义可翻译时,可根据全文的意思用其他的词进行翻译。
3、加译
为了使译文更加完整通顺,在翻译中增加某些词汇。
4、减译
汉语以简洁著称,在不损害原意的基础上,尽量删去那些可有可无的字、词。
5、反译
日语句子表现形式的一大特点是,经常用双重否定强调肯定的事物,因此,有时可反其道而译之,采取否定与否定的另一种表达方法--肯定来翻译句子。
6、变译
在不改变原文意义的基础上,为了使译文更符合汉语的表达习惯,改变原句子成分相互关系的翻译方法叫变译。
7、移译
日语和汉语的定语语序不同,一般来讲,日语表示描写和说明等限定性定语要放在前面,表示领属性定语要放在后面,而汉语则恰好相反,因此翻译时要把限定性定语移到前面来翻译。
8、分译
把一个长句子分成几个短句子来译,其中之一是把各种包孕句与修饰的词分开,单独提出另译。
第五篇:日语翻译需要哪些技巧
日语翻译需要哪些技巧
详细说明:日语翻译需要哪些基本功做任何一种工作,从事任何一个职业,都必须具备一定的基本条件,或称基本功。基本功一般包括五个方面:
(1)态度基本功
这要解决三个问题,即方向问题(明确翻译工作的目的是什么,究竟为谁服务)、动力问题(方向明确、目的清楚还不够,还必须勤奋努力、刻苦钻研,方能做好工作)和态度问题(有了方向和干劲,还要有科学的态度、严谨的译风和善于学习、不懈追求的精神,才能不断进步和攀登高峰)。要入翻译之门,不付出艰辛的劳动是不行的。有了一点成绩,切莫沾沾自喜,固步自封,否则会前功尽弃,半途而废。只有不畏艰难困苦,兢兢业业,不断提出新的目标,努力奋斗,毫不懈怠,才能在翻译工作中不断前进,有所成就。
(2)外语基本功
从事翻译工作,不言自明要具备外语基本功。这里仅强调两点:
第一,外语基本功不扎实,翻译时必定会困难重重,事倍功半。在一些译者中流传着这样的想法和说法:搞翻译只要汉语好就行。言外之意是,外语差一点无所谓,反正可以查词典。这是对翻译工作无知或所知甚少的反映。请看一例:原文(德语):Sie(die Großen)werfen Schatten auf unsere Zeit und noch weit darüber hinaus.学译:他们(指“伟人”)影响我们的时代,而且还远远不止于此。分析:粗看译文,似乎无错,译者对原文理解了,也把原文的词义转达了。但细细分析,我们觉得,译者并没有深入理解原文,或者说只知其表、不知其里,仅译出了原文的“词面”意思,没有译出其深层含义:影响以后世世代代。改译:他们(指“伟人”)不仅影响我们的时代,而且还将流芳百世。说明:在翻译过程中,原文“词面”上的意思大多可以借助工具书查到、搞清,但掌握原文字里言外的或深层次的含义往往依靠译者的阅读理解能力,而这是词典上永远查不到的。
第二,外语基本功包括词汇量、语法修养、阅读能力和分析理解能力等。译者掌握词汇量越丰富,一个词的词义掌握得越全面,一个词的搭配和用法掌握得越多,翻译起来当然会越快越好。译者没有足够的语法知识,如对虚拟式掌握不好,翻译时就会困难重重,甚至错误百出。阅读能力,也可以说是译者“化”入原著境界的能力;分析理解能力,指的是:译者根据语法关系,解剖分析原文,确切理解原文词和句子成分的意义及其相互之间的关系,然后据此进行翻译措辞的能力。
(3)汉语基本功
谁都清楚汉语在翻译工作中的重要性。这无须累述。但要指出的是:我们的汉语基本功往往不够,有时甚至还不如外语。有人可能以为这是在危言耸听:汉语学了十几年,甚至几十年,难道还不够翻译用的?那好,就看一个译例:原文(德语):Puschkin war, wie Goethe, ein Nationaldichter seines Volkes, gehört wieGoethe der Weltliteratur an.试译:普希金像歌德一样,是人民的一位民族诗人,与歌德一样属于世界文学。分析:看了译文,我们不禁要问:什么叫“人民的一位民族诗人”?“属于世界文学”究竟是什么意思?显然,这里有语病,表达不清。我们觉得这是汉语水平不够造成的。改译:普希金像歌德一样,既是一国的民族诗人,也是世界文坛的巨匠。【说明】汉语水平欠缺会造成翻译表达难、表达不佳,具体表现为:①组句难,句子摆不平;②句子不完整,缺少应有的成分;③措词难,没有合适的措词;④词不达意,甚至表错意思;⑤句子冗长、累赘,行文不简洁。【提示】汉语基本功一般包括:词汇量,语法知识,措词能力,组句能力,修辞能力和文学修养(包括古汉语修养)等。