浅析宫崎骏动画中的色彩运用

第一篇：浅析宫崎骏动画中的色彩运用

浅析宫崎骏动画中的色彩运用

摘要：色彩是提高动画作品艺术感染力的重要手段，同时也是动画作品在用来表达内容上必不可少的构成因素。在日本动画大师宫崎骏的动画作品中对色彩的运用更是表现出了独特的魅力，研究色彩运用手段的同时也应当深入分析宫崎骏这位动画大师是如何通过色彩来体现更深层次的美学价值与人文意义，这对了解宫崎骏的动画作品具有重要的意义，对自身的美术鉴赏水平也有很大的提升。

关键词：宫崎骏；动画；色彩运用；美学 一.色彩在宫崎骏动画作品结构中的运用

（一）通过色彩来强化背景的逼真性

所有的动画作品包括宫崎骏的动画作品都属于一种虚拟的艺术，宫崎骏的动画作品需要感染观众，这就需要尽量消除动画背景与观众对事物主观认识上的距离感。而色彩成为塑造背景真实性的必要因素，人们对真实生活与自然的认识取决于人们眼睛能够看到的光和色，色彩是重塑这种光和色的有力工具，宫崎骏不仅运用色彩来强化背景的逼真性，而且能够通过这些与现实人们主观认识接近的色彩来逐步带入更加具有想象力的空间，这也是宫崎骏动画作品既现实又具有很大想象空间与浪漫情节的原因。

宫崎骏的动画影片一直以画风唯美著称，他通过对色彩合理地运用来塑造的故事背景，会在不经意间给观众一些感动与一种久违的感觉。比如《龙猫》主要讲述了在都市高速发展背景下的农村，以两个孩子的视角呈现出的富有想象力的世界。其中描绘出了一幅美好的田园风光：青蓝的天空中有大片的白云，金黄的阳光透过绿色的树叶照耀在乡间土黄色的小路上，每一个地方都有黄色的小花点缀着，水是透明灵动的 这些景色通过色彩的呈现符合观众对田园风光的认识，贴近观众的生活，而与现实不同的地方则在于动画中所塑造的事物更加纯洁，一尘不染，能够引起观众对田园的遐想与怀念

（二）通过色彩来渲染背景气氛

宫崎骏在动画作品特定的情节下运用很明显的大范围色彩来完成背景气氛的渲染，并以此来达到事件的说明以及主观思想意识的表达，同时这种突出的色彩会占据观众大部分视觉空间，从而使观众产生强烈的心理变化。《哈尔的移动城堡》中用色彩来渲染气氛最突出的情节在于战争彻底爆发的晚上，随着马鲁克将窗户打开，画面色彩便发生了很大的变化，黑色的导弹成批地落向地面，而后天空、墙壁、地面全部被红色覆盖，灰烬中都带着燃烧不完全的红色火焰，让观众体会到战争爆发的信号和危险的氛围，当哈尔把苏菲救回屋子后飞向黑红各半的天空，而城镇的景象则用像火烧云一样黑红相间的色彩来完成，体现了战争的波及面之广，结合随后地面上红色的火焰和黑色的浓烟成功地塑造出一片人间地狱的景象，给人一种压抑感以及对战争的厌恶情绪。

（三）用色彩以及色彩变化来刻画人物形象

在宫崎骏动画作品中人物形象刻画得非常鲜明，在他至今为止的作品中，主人公是少女或少男，都具有形象单纯、品德高尚的特点，而在这些主人公的塑造中，色彩起到了重要的作用，通过色彩运用来刻画主人公的情绪变化或表情变化从而表现出赋予主人公的思想，在动画影片中不同的色彩能够代表主人公不同的心理感受。比如《千与千寻》中千寻衣着颜色的变化，开篇的千寻身着浅绿色的衣服，在进入油屋后换为了红色，表现出了千寻救出父母的斗志与决心。反面角色汤婆婆塑造的也具有明显的特点: 珠光宝气、紫色眼影，说明此人十分霸气凌人。宫崎骏在其动画作品中通过色彩的合理运用成功地刻画出了一系列经典的动画主人公形象，令人印象深刻。

二.色彩在宫崎骏动画作品中表现人文思想的运用

（一）通过色彩运用突出反战思想

宫崎骏在动画创作当中赋予动画的主题思想与其生活年代与文化传统具有很大的关系，宫崎骏目睹了战争为日本人民带来的危害与灾难，从主观上形成了反战的思想。在《哈尔的移动城堡》中，对战争的厌恶以及和平的向往主要是通过多色彩的对比来完成的，在战争全面爆发的夜晚，象征邪恶力量的黑色炮弹让世界充满红色的战火，随着黑色的浓烟和如岩浆浇过的红色地面全部呈现出来，人间地狱般的场景让人发自内心地产生对战争的厌恶感。在哈尔的城堡房门的上方有一个四种颜色的转盘，而粉色转盘进入的世界则是与战争截然不同的场景，粉色是一种代表美好的颜色，这种色彩表现出的景象与用黑色红色为主色调表现的战争形成了较大的对比，这种对比能把观众情绪引导向对和平的向往和对战争的反对，突出了宫崎骏在喜恶之间的取舍及其反战的思想。

（二）通过色彩运用主张人与自然的和谐

在宫崎骏动画作品中，通过色彩运用来表现美好的自然事物使人们对纯净的自然充满向往，同样通过色彩运用来表现人们破坏自然平衡而引发的灾难来引起人们的反思。这一点在《风之谷》中展现得非常强烈，土地被黄色的沙地代替，树木也大片的呈现灰色，这些令人并不十分愉快的色彩形成了动画大部分的画面，而在娜乌西卡解救人们后，人们开始觉悟并有所行动，地上开始出现绿色的小树，库夏娜带领的那些代表破坏自然的力量的黑色飞机编队也满含惭愧地离开了娜乌西卡所居住的地方。宫崎骏的《风之谷》对色彩的运用与其他作品的区别明显的体现出他希望人与自然和谐相处的愿望，在作品中描述人们开始为此行动的画面也体现了宫崎骏对人与自然的和谐仍旧保持了乐观与信心。

三.结语 在宫崎骏的动画中观众能明显地体会出宫崎骏的创作风格，这在很大程度上得益于宫崎骏对色彩这一动画因素的合理运用。色彩在宫崎骏的动画作品中具有塑造画面与表达思想的双重功能，宫崎骏对色彩的运用是提高其动画作品的一种有力手段，同时也是一种思想，更是一种文化，其动画作品不仅带给观众一种美的享受，引发观众的共鸣，同时也能够引导观众对理想社会 人与自然以及生命的思考与反省，值得我们去学习的不仅是宫崎骏在创作中运用色彩的手段，还有他通过色彩所表达出的更深层次的人文思想。

参考文献: ［1］《论宫崎骏动画电影的风格》葛欣 ［2］《论宫崎骏动画作品中的色彩运用》李颖 ［3］《动画大师宫崎骏》杨晓林

［4］《童真世界—关于动画片创作的一些认识》刘娴 ［5］《北京电影学院学报》2004年第三期

［6］《手绘动画VS数字动画》孙艳

第二篇：宫崎骏动画中的少女(日语论文)

目

次

1.はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4

2.宮崎駿について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4

2.1.独特な尐女の世界・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 ２.2.様々な尐女のイメージ ・・・・・・・・・・・・・・・5 2.2.1.無邪気で利発・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 2.2.2.正義と勇敢・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 2.2.3.意のままに飛び回る・・・・・・・・・・・・・・・・7

３.尐女を主人公にした原因・・・・・・・・・・・・・・・・8 3.1.宮崎駿自身の生活の影響・・・・・・・・・・・・・・・9 3.1.1.尐年時代生活からの影響・・・・・・・・・・・・・・9 3.1.2.家庭からの影響・・・・・・・・・・・・・・・・・・9 3.2.日本社会の伝統観念の影響・・・・・・・・・・・・・・・10

4.結論・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11

5.参考文献・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12

６.宮崎駿と関連しているアニメーション作品・・・・・・・・13

宮崎駿のアニメーション中の尐女

要

旨：宮崎駿は日本の有名なアニメーションの作家だ。“宮崎駿シリーズ”のアニメーションの主役はほとんどが尐女だ。宮崎駿はどうして尐女達に対してこのように夢中になったのか？本稿はその理由の探求を行うことを試みる。

キーワード：尐女の世界

飛行

夢

戦争

宫崎峻动画中的少女形象

内容摘要：宫崎峻是日本有名的漫画家。“宫崎峻系列”动画中的主人公基本上全是少女。宫崎峻为什么会对少女如此着迷的，本文试就这一问题做下探讨。

关键词：少女的世界 飞行 梦想 战争

1.はじめに

宮崎駿のアニメーションはすでに全世界に広く行き渡って、尐年の観衆を魅了するだけではなく、また成人の観衆をも魅了している。以前から、アニメーションの対象は主に子供であり、ストーリーの多くは子供が生活する身の回りのストーリーだ。宮崎駿のアニメーションは題材が異なっている。環境保護、人生、生存、夢など、これらの要素が解け合い、作品の有する意味は深い。おもしろいことに、“宮崎駿のシリーズ”のアニメーションの主役はほとんどが尐女だ。それでは、宮崎駿はどうして尐女に対して夢中になったのだろうか。また、これらの尐女のイメージはまたどのような特徴があるのだろうか？本稿では、主に尐女が主人公である作品を取り上げ考察してゆく。

2、宮崎駿について

宮崎駿は日本の東京で生まれ、現代日本の有名なアニメーションの作家だ。学習院大学を卒業後の1963年、東映動画に入社。その後いくつかのプロダクションを経て、「未来尐年コナン」で初の演出を手掛ける。1979年の「ルパン三世 カリオストロの城」で劇場映画監督デビュー。84年には個人事務所、二馬力を設立した。また同年「風の谷のナウシカ」のヒットにより、アニメ作家として広く認知されることになった。そして1985年に『スタジオジブリ』を設立。その後は「天空の城ラピュタ」をはじめ、「となりのトトロ」、「魔女の宅急便」、「もののけ姫」など、子どもから大人まで幅広い支持を集める名作を次々と発表、日本アニメ界の第一人者として確固たる地位を築くとともに、海外でも高い評価を獲得、日本アニメの世界的な地位向上に大きく貢献する。2001年の「千と千尋の神隠し」では、アカデミー賞長編アニメ賞やベルリン国際映画祭金熊賞、日本アカデミー賞作品賞など国内外の映画賞レースを総なめにした。では、宮崎駿の作品について話してゆく。

2.1.独特な尐女の世界

女性のキャラクターは宮崎駿の作品の中で重要な人物であることが多い。ま 4

た宮崎駿の作品のほとんど女性ヒロインは尐女だ。

宮崎駿の作品の中でこれらの尐女を尐し観察するだけで、彼女たちの特徴を発見する。通常の映画の女主人公たちは優しかったり、情熱的だったり、または氷のように冷ややかだったり様々だが、彼女たちの作品存在する意義はただ男性の主役と恋愛することであることが多い。もちろん、宮崎駿の女主人公達も、作品の中で恋をしたりするが、彼女達の存在意義はそれだけはない。彼女たちは聡明で有能な尐女だ。真剣に努力し、心に自分の夢を持って、自分を体現している。彼女たちは自分の自由に生き、自分の苦悩があり、彼女たちは自分で成長してゆく。彼女たちの世界は男女の関係という狭い領域を突き破って、個人として、彼女たちは自分の生活があり、彼女たちは尊厳を持って生きているといえる。

２.2.様々な尐女のイメージ 2.2.1.無邪気で利発

初期の作品で宮崎駿が描写した尐女は無邪気でかわいくて、かしこい尐女が多い。

「となりのトトロ」は宮崎駿のアニメ・漫画の中で最も暖かい感じを受ける作品だと筆者が考える。姉の尐女、さつきと妹のメイがお父さんと一緒に田舎に引っ越した。お父さんはいつも病院に行って病気のお母さんを見舞うため、2人の尐女は自分達だけで周囲の新しい環境を知っていくしかない。妹のめは庭の中で引っ越しているトトロを見て、神秘な高くそびえる古いゴムの木を見た。樹のうろの中にお腹の大きなトトロがまだいる。トトロのことは尐しでも恐れず、親しそうにトトロと呼び、のんきに話しかけた。言葉が通じなくても尐しも感情の交流に影響していない。これは無邪気さがもたらす勇気だ。さつきはメイを背負い駅で父を待っている時、トトロにぶつかった。尐し恐いと思ったが、好意で傘を一本トトロにあげた。これは善良さがもたらす勇気だろう。トトロはそのお礼として、1包みの種をプレゼントした。そして、姉妹二人にゴムの木の夢をあげた。お母さんの病状が悪化して、家に帰ることができなくて、妹も林の中ではぐれて、お姉さんさつきは古いゴムの木を探して、トトロ 5

にお願いすし、猫バスを乗って妹を探しに行く。トトロシンボルしている奇異な生物はただ子供だけガ見ることができる。それは夢が神聖なものだということを表している。

2.2.2.正義と勇敢

日本のアニメーションはよく世界を尐年の肩の上に乗せることが好きで、責任と感情の衝突の中で多くのストーリーを引き出している。宮崎駿の創造する救世主は正義感、責任感、知性を持っている尐女だ。たとえ危機的な情況だとしても、女主人公達は絶対に途中で人々を捨てて逃走することはない。唯一の懸念は1人の尐女の能力で民衆を救うことができるかどうかだ。宮崎駿の尐女達は人を安心させ、不安にさせることはない。宮崎駿の尐女達はいつも自発的に世界の責任を引き受ける。宮崎駿も自分の住む世界を救おうとする作品に「風の谷のナウシカ」と「もののけ姫」などがある。

「風の谷のナウシカ」では尐女のナウシカが郷里の人々を救うストーリーを描写している。風の谷で成長した純真な尐女のナウシカは、始めは決して世界を救う運命を背負わなかった。残された人間の中で“青き衣の救世主”という予言は広く伝えられたが、世界を救おうと努力したそれぞれ世の強者は、最後にすべて破壊し絶望した奴隷になっていた。彼らは以前は“賢明で神聖な君主”あるいは以前は“人々の指導者”であったが、しかし最後には自分が手にした強大な力のためにねじ曲がり、気が狂い殺戮する機械となった。ナウシカは天使のようで、彼女は人々の望みの代表であり化身であり、みごとに人間と王虫の間で“心”のかけ橋をつくった。森林を保護して人間に破壊されないように王虫は人間を攻撃した。彼女の協力のもとで王虫は、人間に対する攻撃を停止した。人と人、人と生物の間の関係は作品全体の主な要素になっており、ナウシカはこれらの関係に応対して、闘争した。彼女は終始正義の立場に立って、侵略に抵抗し、人々を守った。彼女には明確な目標があり、十分な勇気と知恵だけで立ち向かい、最後に伝説の中“青衣の救世主”になった。

「もののけ姫」は「風の谷のナウシカ」と対応していると考えられる。共通しているのは自然と文明の間の対抗だ。「もののけ姫」のテーマの意味は複雑 6

で深くい、人物の性格も複雑である。「もののけ姫」の中のサンはナウシカと違い。彼女はまず自分がいったい何者なのかという問いに直面した。人として人に捨てられて、山神に引き取られ、育てられ、彼女は自分も山神だと自認していた。里の人も彼女と森林の中の動物とおなじもとみなしていた。しかし山の動物達などはまた彼女が人だと思い、動物と一緒に戦うことができず、“同類ではなく、心も必ず異なる”とみなしていた。アシタカは彼女を理解し、彼女は人間であると認識し、また彼女と生活していっしょにいたいと思った。彼女は人間であることを認めることを拒絶し、彼に対して人間特有の感情を持っていた。つまり、サンに対して愛情を感じていた。人に捨てられた山神の養女のサン、このような身の上を背負い、その性格はナウシカのようになることができない。大自然の中で育った彼女にとって自然なのは人間の文明の反対側に立つことだった。しかしたとえいっしょに生活する野獣に疑われるとしても、自分の郷里――美しい大自然が人間のために破壊された時、彼女が依然として勇敢なのは野獣達の信頼していないまなざしに向かい合い、郷里を保護するために引導者としての責任を引き受けた。自然の神の麒麟は人間のために殺戮され、頭を失い、世界に報復ようとする。すべての生命を丸飲みにする時、彼女は自発的に世界を救う責任を引き受け、勇敢に立ち向かっていく。

2.2.3.意のままに飛び回る

宮崎駿の尐女達は正直さ、善良さ、聡明さなどの特徴を持っているほかに、飛行という特殊な能力を持つ尐女もいる。宮崎駿は空にさまざまな夢をもっているひとだ。彼の作品の中に飛行の足跡を探し当てることができる。彼はずっと空を題材にして作品を作っている。空に対して特別な感心を持っているようだ。作品は空および人間の生活する各方面に及ぶ。彼の作品は清浄で、素朴でそれなのに人に深く考えさせる。彼の空、彼の世界の中で、空を飛ぶという描写は彼の映画の中で次第に充実して行く。不思議なことに、主人公の多くの尐女達は天に昇っていくことができ、男の子はただ地上でうらやましがっている。「魔女の宅急便」の中トンボは機械に頼って、空を飛ぶために全力を尽くさなければならないのに対して、魔女キキは竹ぼうきをつかって、呪文を唱え、ど 7

のような場所にも行くことができる。ナウシかが飛ぶことができるのは風をあやつりメーベに乗る技術があるのだ。「天空の城ラピュタ」の中でシータが使うのは飛行石で、「魔女の宅急便」の中キキだけが、自分に流れる魔女の血による、生まれつきの能力で、空に飛ぶことができる、必要の道具は竹ぼうきひとつだけだ。この才能に任せて行きたいところへ飛行することができる。「魔女の宅急便」以降、宮崎駿の作品の中に現れる尐女は平凡な尐女が多い、不思議な能力を備えていない。たとえば、「千と千尋の神隠し」の中の千尋と「ハウルの動く城」の中のソフィがそうだ。この作品の中で宮崎駿は飛行の能力を異性である男性に貸しあたえている。しかしその飛行能力を持つ男性は飛行することはできない平凡な尐女の助けを受けることになる。また、男性の生活は尐女のように意のままに行動しているわけではない。「千と千尋の神隠し」の中のハクは竜であるので、飛行する能力がある。しかし彼はユウ婆婆に腹の中に1匹の虫を放され、束縛される身であり、最後に千尋が幼い頃の記憶から彼の名前を呼んだことで、やっとハクは自由になった。

「ハウルの動く城」のハウルは翼を変化させて飛行した。魂を悪魔に売ったハウルは暗い魔法を極端に使い、人に戻れなくなりそうになる。最後に善良で平凡なソフィの愛に感化され無事に危険状態から抜け出すのだ。また、ハウルの助けのもとで、ソフィも空を飛び、空の世界を経験した。千尋もハクに背負われて空に乗り、空の変化に富みとらえがたい世界の中で幼い頃の記憶を喚起し、ハクの自由を解放した。宮崎駿はこれらの尐女にすばらしい品性を与える同時に、空を飛び回る能力を彼女たちに教え、空のしなやかな世界を彼女たちにプレゼントした。空の世界は高く私達の生活のこの世界の上で漂い、清浄で比類なく、自由自在だ。宮崎駿の尐女達は空の世界の中で、永遠の理想を保ち、永遠に活力を維持しているのだ。飛行する能力によって、彼女たちは度々に空を飛び自由である。

３.尐女を主人公にした要因

それでは、どうして宮崎駿が尐女達を選んで彼の作品の主役としたのだろうか？また宮崎駿の尐女達は尐女が主役のアニメがどうして全世界の子供たち 8

を魅了しているのだろうか。

3.1.宮崎駿自身の生活の影響

作家の育ってきた環境は、特に幼尐時代の経験と家庭環境は作家の作品のなかに何らかの形で現れるものである。

3.1.1.尐年時代生活からの影響

宮崎駿は1941年戦火の中の東京に生まれた。戦災を避けるため、宮崎駿の一家は東京から東北部栃木県の田舎に引っ越した。宮崎駿の尐年時代はずっと第二世界大戦の砲煙が充満していた。成長した後平和な社会の生活の中でも彼の記憶の深い所には依然として戦争の影が残っていた。そのため戦争に反対して、平和を呼びかけて、子供達に幸福、おだやかな、楽しい生活を与えるといえるのだろう。これは宮崎駿の作品の深い思想の根源にあると考えられる。同時に、宮崎駿は幸せで、楽しい生活の中の人々が戦争を忘却することも望まなかった。彼は戦争というテーマを「火垂るの墓」、「風の谷のナウシカ」、「もののけ姫」などのストーリーの中に溶けませている。

尐女に対して特別な関心を持っている宮崎駿は反戦も題材とした作品の中で女性を主役することを堅持する二つの要因があると考える。宮崎駿は「火垂るの墓」と「風の谷のナウシカ」で対象的なヒロインを描き出しでいる。弱く小さい存在として描かれている「火垂るの墓」の中の節子は、戦争の被害者として、彼女の悲劇は人々を呼び覚まし平和の貴重さを理解させた。また、「風の谷のナウシカ」の中のナウシカは勇敢な女性として描かれている。彼女は行動で人々に平和を守るべきことを教え、自分達の生活している場所を守ろうとする。宮崎駿の描写する尐女達は戦争を阻止する。平和を提唱する代弁者となっている。

3.1.2.家庭からの影響

宮崎駿は次世代の人々の成長に対して関心を持っている。宮崎駿の両親は尐年時代の彼にほとんど関心を持ったなかったという。このために宮崎駿の尐年 9

時代は孤独の中で過ごした。外部と付き合いたくないというので、彼の性格が内気なことをもたらした。この内気な性格は「ハウルの動く城」のハウルがよく表している。宮崎駿は尐年時代に両親に軽視されていると思っていた。だから彼は今の子供達がみんな幸せで円満な家庭であることを望んでいる。女性は家の暖かい感じのする人であるということがいえる。宮崎駿の描写した女性は強い責任感をもっているほかに、温和でやさしく、思いやる注意深く、人の心がよく分かっている。人に強い安心感を与える女性のやさしい思いやりを感じることができる。

宮崎駿の母親は厳格で聡明な女性であったと言われており、宮崎駿の人生に非常に大きく影響していると考えられる。宮崎駿の映画の中に登場する一人、二人の成年女性の共演者が「母」の役割を担当している。「天空の城ラピュタ」を見たことがある人はちょっとずるかしこいが、思いやりのある海賊のドーラを忘れることはできないだろう。その女性頭領の個性と宮崎駿の母はたいへん似ているという。女主人公は空賊の頭領にたくさんの母のような配慮を受けた。宮崎駿は尐年時代に、母親が結核症を患い、そのため薄暗い家庭になっている。同じ様な状況が「となりのトトロ」の中で反映されている。宮崎駿は自分の両親が自分を軽視していたと不平をこぼしていたが、しかし彼の心の底ではやはり自分の母親を愛していると考えられる。尐女を選び自分の主人公としているのは、宮崎駿のマザー・コンプレックスが現れているのではないだろうか。

3.2.日本社会の伝統的な女性観への対抗

日本社会の伝統観念では、子供と女性は人間社会の弱者に属しており。尐女達は弱者の中の弱者である。伝統の日本家庭の中で、尐女は各種の制約を守らなければならず、家庭の地位も低く、彼女たちは社会の中で最も弱々しくて最も力がない人と見なされる。宮崎駿の映画では尐女が主人公であったり、たとえ主人公ではないとしても、作品の中で重要な人物であり、彼が描写する尐女達は伝統的な女性と異なる。

宮崎駿の映画のなかの尐女は伝統社会の中で“女性が弱い”という観念を打ち破った。宮崎駿の作品の中の尐女達は誠実さ、善良さ、勇敢さ、聡明さなど 10

人間の良い品格を全部引き受けていると考える。最も重要なのは彼女たちは博愛の心があるということだ。これらの尐女達を通して、宮崎駿は１つの真理を提示した：博愛の心を持った尐女達はすべての困難に打ち勝ち、世界を救うことができる。

宮崎駿の映画の中の尐女は伝統的な “男尊女卑”の思想を転覆した。宮崎駿の描写した尐女達は大部分が短い髪で、頭が良い有能な様子だ。宮崎駿の尐女達は必然的な礼儀を持っていたが、盲目的に男の人に従うことがない。男性と比較して、宮崎駿先生の女性は純粋な理想主義者で、彼女たちが勇気があって、どうしても決心して自分の理想になった。日本の社会で、一家を支える責任はいつも男の人に引き受けて、家庭の責任を背負っている男性は完全に社会に束縛されて、どのように純真な理想があるのか？どのようにし飛び回ることができるのか？若い女性は引き受ける家庭の責任は男性よりずっと尐なくなって、思想でも男性に比べて自由だ。小さい尐女は完全に家庭の責任を背負う必要はない。だから、宮崎駿は自分の立場がよく分かって、自分の理想的な代弁者は尐女達にした。そうすれば、彼自身の理想は現しやすくなるだろう。

4.結論：

尐女を主役にして、宮崎駿は反対伝統の理念を体現しているだけではなく、子どもから大人まで、幅広い要求に応えていると考えられる。映画の内容の上で、宮崎駿の作品も日本の伝統的なアニメと異なっている。彼の映画の中で日本のアニメの中にいつも存在する暴力がなくて、人の気分を悪くさせるようなものもなくて、反対に、人に温和さと大自然への親近感を感じさせてきた。宮崎駿のアニメーションは、この世界の貪欲さ、利己的さ、けちけちすることを、一人ずつの単純な尐女の目を通して見てゆく。そして宮崎駿が言いたい事を尐女に代弁させ、最後に残るのは誠実さ、善良さ、愛である。作品の意味は深くて、雄大だが、表現方式は子供達に好まれ、受け入れやすい。同時に、作品の中に満ちあふれた人間性の美は、大人達も好まれているのだ。

5.参考文献·サイト

易今：《试述宫崎骏动画片的艺术特色》《林沧教育学院学报》2004年第3期 游智皓：《宫崎骏奇幻世界初旅》，《北京电影学院学报》2003年第3期 石青：《宫崎骏的动画世界》，《环球》2002年8月

「宮崎駿映画館」＜ 「Yahoo!映画」http://moviessearch.yahoo.co.jp/detail/typs/id128132/tm/ 「」＜http://www.tkma.co.jp/tjc/ghibli_records/＞

「All Cinema」http://www.allcinema.net/prog/show_p.php?num_p=128132

６.宮崎駿と関連しているアニメーション作品

ゲド戦記(2006)原案

ハウルの動く城(2004)監督 /脚本 猫の恩返し(2002)企画

コロの大さんぽ(2002)監督 /原作 /脚本

めいとこねこバス(2002)監督 /原作 /脚本 /声の出演

千と千尋の神隠し(2001)監督 /原作 /脚本 くじらとり(2001)監督 /脚本

もののけ姫(1997)監督 /原作 /脚本

耳をすませば(1995)脚本 /制作プロデューサー

/絵コンテ

On Your Mark CHAGE & ASKA(1995)監督 /原作 /脚色平成狸合戦ぽんぽこ(1994)企画

紅の豚(1992)監督 /原作 /脚本 おもひでぽろぽろ(1991)製作プロデューサー 赤いカラスと幽霊船(1989)キャラクターデザイン 魔女の宅急便(1989)監督 /プロデューサー /脚本

となりのトトロ(1988)監督 /原作 /脚本 柳川堀割物語(1987)製作

続名探偵ホームズ１ミセス・ハドソン人質事件(1986)演出 /絵コンテ 続名探偵ホームズ２ ドーバーの白い崖(1986)演出 /絵コンテ

天空の城ラピュタ(1986)監督 /原作 /脚本 /作詞 名探偵ホームズ(1984～1985)監督 /演出

風の谷のナウシカ(1984)監督 /原作 /脚本 未来尐年コナン特別篇 巨大機ギガントの復活(1984)演出

名探偵ホームズ１ 青い紅玉（ルビー）の巻(1984)監督 /タイトル 名探偵ホームズ２ 海底の財宝の巻(1984)監督 /タイトル 赤毛のアン(1979)＜TV＞

画面構成 アルプスの尐女ハイジ(1979)画面設定 ルパン三世 カリオストロの城(1979)監督 /脚本

未来尐年コナン(1978)演出 /キャラクターデザイン あらいぐまラスカル(1977)作画

母をたずねて三千里(1976)場面設定

アルプスの尐女ハイジ(1974)画面構成 /場面設定 パンダ・コパンダ 雨ふりサーカスの巻(1973)脚本 /美術設定 /画面設定 パンダ・コパンダ(1972)原案 /脚本 /画面設定 赤胴鈴之助(1972)

コンテ ルパン三世(1971～1972)

演出

どうぶつ宝島(1971)アイデア構成

太陽の王子 ホルスの大冒険(1968)原画 /美術設計

第三篇：宫崎骏动画中的情感世界：大爱与纯爱

看着宫崎骏的动画片慢慢成长，这位大师带我们游历了许多幻想中的世界。每次心情不好的时候总会选择他的动画来缓解心中的伤痕和疲惫，也不知道是着了什么魔，看见宫崎骏三个字，都会感觉到一些温暖。毕竟这世界上的伤痛不消失，我们的幻想和希望也就不会消失。而宫崎骏，给了我们一个大爱与纯爱的世界，一切简单而崇高的爱，成为现实世界中唯一的慰藉。就像《幽灵公主》最终要告诉我们的一样：活着就有希望。

宫崎骏的大爱来自对自然以及天地万物的爱无疑。自然界就像是巨大的神灵，包容着人类的娇惯。总是在不知名的地方，自然冥冥之中主宰了一切的命运，权衡着宇宙万物，赐予获夺走生命。于是在宫崎骏的眼里，一切自然的力量都是崇高的，人类只是小小的一类，并不是主宰。于是我们看到了各种奇异的植物和动物，就好象是我们生命里的一部分。《龙猫》中的小姐妹，坚信着巨大的樟树里住着森林的主人，并且在与它不期而遇的时候，惊喜却不诧异，就像是遇见了一位老朋友一样。因为在她们心中龙猫一直是和我们生活在一起的，永远在某个地方与我们不期而遇。其实在宫崎骏的片子里，每个美好的人都是这样，心中相信和包容着一切神秘的力量，就算再艰苦，也无法放弃这些与常人世界不同的希望，那是对美好世界以及宇宙的崇尚。而这些人，所做之事便无异于去爱护宇宙，爱护这个世界，超出国界民族的爱。或者阻止战争，或者维护自然，或者教会人们如何去爱。此大爱也。

《千与千寻》里河神拖着肮脏的身子闯入时候，一场活生生的讽刺已经开始。各路神明都以为腐烂神来临，仓皇逃走。小千寻在为它洗身子的时候，拔出来的全是人类的垃圾。然而宫崎骏总是给人们希望，人类终究会为自己的错误自责，到最后还自然原本清洁的也还是人类自己，于是千寻清洁了肮脏的河神，娜乌西卡拯救了快要灭亡的人类和自然，憎恨人类的幽灵公主最终明白自己也是人类„„虽然是幻想中的世界，可是宫崎骏依然明白什么是现实世界，在现实世界里，我们能做的，只有唤醒罪恶的人类，于是才有这么多美好的主人公，代表着人类心灵深处的美好，带着宇宙间的大爱，来拯救我们自己。于是他们才完美的如此让人心碎。

于是我只有在看宫的动画片的时候，才真正能感觉到人和自然是一体的，大家互相依靠着，没有任何高低贵贱之别。就像看《哆啦A梦.绿巨人》的时候，大雄最后明白的，宇宙间任何事物都互相有爱，彼此相爱，彼此依靠，正是因为这种爱，宇宙才能持续下去。人类虽然可恶，但是只要醒悟过来，及时补救，一切错误就都可以原谅。苏菲原谅了施予她魔法的荒野女巫，因为“这一切已经不重要了”，这就是“爱”与“美”能化解一切的力量。

宫崎骏片子里更不可少的就是爱情。这是人类最美好的感情。而宫的爱情，是典型的日本式纯爱。

举一件事就会明白。在《未来少年柯南》里，有这么一个场景，柯南和他的小女朋友拉娜爬上树上小屋时，拉娜先上去，在她的下方柯南一边探头看着一边向上爬。大冢康生与宫崎骏有了一点小分歧： “宫崎，这个有点麻烦啊。因为拉娜穿着裙子，肯定会被人看到内裤的。让柯南先爬上去吧。” “大冢你太色情了！太色情了！要是拉娜踩空了掉下来怎么办？不论何时都要保护着拉娜，这才是柯南啊。” “嗯，那可以在上面拉她一下什么的„„”

“你可以画画看啊，那样会变得很奇怪，是很难画的动作„„”

“是这样啊，那么，不要让他直直地看着上面，看着旁边向上爬呢„„” “那样也不行。太不自然了，要是拉娜掉下来怎么办！” “嗯，那好吧。”

这样有趣的对话，大冢回忆起来的时候都叹道：“宫崎心中柯南对拉娜的心思，超越了我这个俗人的想象。看着宫崎那充满自信的眼神，我意识到了自己是一个相当色情的中年大叔。”

宫崎骏的爱情是不掺杂任何成分的爱情。因为总是有人说，日本人的爱情比较变态，像《金鱼姬》里那么小的孩子就有了爱情。还有看其他的片子比如《狼与羊》的时候，有人说这种友情不正常，像是情侣私奔。我想，这样的思想也无异于大冢所说的“中年大叔”。日本人看问题比较纯粹，就想宫崎骏那样，只从单纯的爱情考虑，虽然不像在现实中，可是，试问心底，每个人心中不都装着这样纯洁的爱情么？他只是将这些放大了。小孩子唯一懂得的承诺就是，小男孩可以保护小女孩，如果是爱情，这就够了。看宫的爱情，谁又不会从心底发出对内心深处那些纯洁的无染的爱情的共鸣呢？这就是日式的纯爱，是爱情，却凌驾与爱情之上，成为美好的象征。阿希达卡在明媚的月夜注视着沉睡的珊，让人感动的心碎，米良美的歌声像是从遥远的地方穿透，像月光一样洒在所有人的心里，刺痛了我们心中的的爱情，最后那句“真正懂得真心的，只有幽灵们”，将我们鄙夷粗俗的爱情观清洗的一无是处。爱情，也许就是简单的注视，而幽灵，也许就是撕下现实面纱的我们，就像沐着月光的小木灵，就像生存在人类以外的珊。总之，剥去一切浮华外壳的心灵，哪怕仅仅是一句“我要保护你”，也足以让爱情天长地久。

宇宙间最美好的感情和人类之间最美好的感情，构成了宫崎骏动画的主旋律，不管它是不是动画也好，是不是幻想也好，毕竟，我们都需要这样温暖和美好的事物来慰藉现实的创伤，那才是人类最初最美好的情感。

第四篇：解读艺术元素在宫崎骏动画中的影响

解读艺术元素在宫崎骏动画中的影响

2011级新闻学

张琼慧

内容提要：动画是一种综合性的艺术，它集美术、音乐、文学等多种艺术元素于一身，于是它就成了一种独特的艺术表现形式。宫崎骏就是日本杰出的动画大师之一。美术、音乐、文学等多种艺术元素在宫崎骏动画中的恰到好处的运用，使动画达到了质的飞跃。同时他在前辈们的影响下，做出了突破性的创新。他将动画艺术提升到人文的高度，同时也将动画的品质和价值提升到一个新的高度，为动画电影做出了绝无仅有的贡献。本文试通过对宫崎骏动画中的艺术元素的简要分析和探讨，来讨论艺术元素对宫崎骏动画的影响。

关键字：宫崎骏 动画 人文 音乐

画面

一、动画主题中的人文精神

手冢治虫的动画在20世纪80年代时，无论在艺术上还是商业上都具有了相当高的水准。这时的宫崎骏却与其他人不同，他摒弃了动画的商业性，注重动画的艺术性和其价值，所以他是日本动画界第一位将动画上升到人文高度的思想者，所以宫崎骏动画中的主题也都具有人文精神。人文精神是一种超越自我的，对社会，对大众的一种价值观和思想观。虽然宫崎骏的作品总是被人扣上环保的帽子，但是他的动画中更多的是对于人类、自然、社会等的探讨，表达出强烈的社会意识和人文精神。

宫崎骏动画中的主题不尽相同，但都有着同一的特点，那就是对自然与人类的理解，对梦想与希望的追求，对人类成长生存历程的启迪。他的每一部作品几乎都是围绕这些主题，将梦想、环保、人生、生存这些令人反思的讯息，融入其中，让我们对围绕这些问题进行不同程度的自我反省，达到自我素质的提升，感受到动画中所包含的人文精神及思想意蕴，同时感受到动画中艺术价值的体现。

（一）人与自然关系的理解和反思

我们对于自然的理解，人类文明发展与自然的关系，自然对于我们的意义等一系列人类与自然的问题都是我们所关心的。宫崎骏用动画这一独特的艺术表现形式来表达他对这些问题的理解，将动画艺术上升到人文高度，给这些作品烙上了极其深沉厚重的思想印记，把动画的艺术价值抬高到一个新的水平。宫崎骏独立创作的第一部动画《风之谷》就是他成名的代表作之一。这是一个关于人类与自然发展的故事。故事讲述了人类在破坏自然之后，生活艰难，并且大自然在实施报复的环境中生存。主人公娜西乌卡是这个世界唯一一个能和虫类沟通的人。这里的虫类是在称为“七日之火”的世界大战爆发，繁荣的文明崩溃的一千年之后，栖息在“腐海”的生物。它们能够产生剧毒的孢子形成孢子森林，占据人类的生存坏境。它们其实是大自然对人类的报复，可以说是自然的代表。人们在争夺所谓能消灭虫类的终极武器时，与虫类发生了大规模的战争并且伤害了小王虫。娜西乌卡希望世界能够没有杀戮，和平的共处。在救了小王虫之后，她用自己的生命换取王虫以及虫类的怒火，平息了这场战争。娜西乌卡明白那些剧毒的孢子是在净化人类所污染的大地。所以娜西乌卡以自己的生命为代价，用来救赎人类，赢得生命的尊重，赢得人类的一丝希望。宫崎骏通过动画的形式来表达人与自然的主题，想告诉人类不要自傲更不要忘记其他的生物，要学会收敛自己的行为。人与人、人与生物是这个动画的主题元素，它充满了对于战争，对于人类文明的反思。对自然充满了爱、对生命充满了尊重，对世界充满了希望，这些都来自于勇敢坚强，大胆心细，坚忍不拔的主人公娜西乌卡。我们通过动画明白了我们应该对一切生命给予尊重，所以生命都是宝贵的；我们不应该去征服自然，而是要做到人与自然的和谐相处的境界。

《幽灵公主》是宫崎骏的又一部代表作。它又是一部关于人与自然的史诗篇章。但是这一部动画更加深入，将对人与自然的探索达到巅峰，得到人们对于问题的终极答案。故事发生在日本的室町时代，阿席达卡在对付侵入村庄由于受了诅咒的野猪王而变成的邪神时，受了邪神的诅咒。为了化开诅咒之迷和抢救自己，他进入了森林寻找麒麟神。在这个过程中他了解到了幻姬公主的铁工厂破坏森林，与森林的动物产生了仇恨。并且发现幻姬为了占领森林，长生不老，而发动的一系列的阴谋。阿席达卡救了带领动物发动战争的幽灵公主。幽灵公主桑是一个被人类遗弃，由白狼养大的的女孩。她对人类充满着仇恨和愤怒，因为人类肆意的破坏森林。阿席达卡和桑在森林寻找到麒麟神，但是麒麟神却被幻姬砍了头。麒麟神由此发狂，攻击人类。他们为了救森林，找到了麒麟的头。但复活的麒麟神在太阳出来的时刻，生命重新赋予了大地。这部动画描述了人神魔之间的斗争，并且着重描写了人与自然界的斗争，也说明了人类战争的残酷和无情。在作品中，深度剖析人与人，人与自然的关系，同时将这些表现得淋漓极致。主人公的游历经历将人界，自然界的许多代表形象的关系和矛盾描述出来。在人们展开与自然的斗争、人与生物之间的斗争之后，最后发生了悲剧。当一切都尘埃落定，人类与自然的斗争被隐含着继续发生，仇恨将继续循环下去。结尾处阿席达卡与桑的爱情虽有疾但没有终，因为他说：“你在森林，我在铁镇，我们一起活下去吧”。这是一个让人产生遐想的结局。由五个小时浓缩成两个多小时的作品，人们在这部电影中想到令人深思的问题：人类与自然该怎样的相处。我们在寻找这个问题答案时，应该明白人类和自然的地位，人类社会和自然世界一样必须保持平衡。这部动画也可以说是对《风之谷》的继承和发扬。我们对于人与自然的关系的保持，达到微妙的平衡。我们只要活下去，对抗人类一切的黑暗，去做即使不会成功的抗争。

（二）对于自我的探讨

《千与千寻》是宫崎骏继封笔之作《幽灵公主》后复出的又一部经典作品。《千与千寻》又叫《千与千寻的神隐》，单从题目的意思就看出一点影片的主题。千与千寻两个名字的亦或两个女孩的神秘失踪，都给人无限的遐想。影片讲述了一个十多岁的小女孩随父母搬家而迷路在森林里，通过神秘通道进入一个神奇小镇的故事。千寻在这个无人烟的小镇里亲眼看到因为贪吃而变成猪的父母，而感到很害怕着被称为神灵之镇的小镇。在这个接待各路妖怪神仙的小镇中，千寻受到了少年白龙的帮助，在这个小镇上找到了生存的机会。但被恐怖的汤婆婆剥夺了姓名，取名千。在这里她结识了很都好朋友，在工作期间受到了他们的帮助。一天，她救了化身小白龙的少年白龙，并帮助他找回了自己的名字。在此期间，还争取机会和父母一起离开小镇。最后，千寻和父母离开了，而她父母对这些一无所知，她若有所思的回头看，回想着那些离奇的经历。这个小镇里充满了腐朽，在纸醉金迷的掩盖下是对金钱的诱惑和丑恶。这里唯有千寻单纯的和这个世界格格不入。但也是这样的矛盾放射出人们在这个充满诱惑的世界中迷失了本性，忘记了自己的名字。所以，千寻要回去，一定要牢记自己的名字，不能迷失在这里，名字才是与真实世界的唯一联系，这也是寻找自我的唯一方法。这里的世界没有美好的事物，唯有千寻所拥用的，与无脸男的友谊，与小白龙的朦胧爱情，与父母的亲情等是纯洁美好的。寻找回家的过程其实也是千寻成长的过程，在这个“文明”，实则腐朽的世界中，千寻坚持着自己的信念来脚踏实地的走下一步又一步，最后走向独立。千寻并没有被这个贪婪，充满欲望的世界所吸引，而是在成长的过程总一步一步体验温暖，亲情、友情，学会了自我和爱的重要。

1992年的《红猪》中的红猪拥有光荣与名誉，但是也很孤独很悔恨，在飞艇时代的意大利，充满着对光荣与梦想的渴望。红猪在无数次的战斗和冒险后找到了答案，那就是一点要相信自己，追求自我。这里就进一步表现了对自我的追求。大多数人都认为这是宫崎骏的自传，红猪的一生也是他自己的写照。《魔女宅急便》中的琪琪离开父母后独自飞翔，遇到了生活的苦恼，她也没有明确自己未来的目标。在经历生活的考验和心的历练，琪琪找到了自己生活的方向，自己勇敢的独立的成长起来，这也是宫崎骏对于孩子们的一个成长的寓言。虽然宫崎骏的作品都充满想象，但是其实质是对充满拜金主义的现实的不满。人们在这个现实的社会中，坚持“金钱万能”，所以宫崎骏的动画希望人们能找到自我，就不要迷失，救赎自己堕落的灵魂。这也是宫崎骏一生追求的目标。

二、音乐元素为动画增彩

在宫崎骏的电影中一直不乏音乐元素，并且这些音乐是动画中不可缺少的一部分。久石让从《风之谷》开始就与宫崎骏合作，已经成为宫崎骏的御用音乐大师。久石让的音乐一直都是与宫崎骏的动画相契合的，使得动画与音乐共同呈现了一个纯情唯美的境界。所以动画中音乐对于整部动画的渲染和烘托效果，人物造型塑造和剧情的推动起着至关重要的作用。

（一）音乐的渲染和烘托的作用

音乐能够渲染和烘托环境，我想着这也是音乐基本的作用之一。宫崎骏的动画就将音乐的这个作用运用得淋漓尽致。几部经典动画之中就不乏有上乘之作。作为宫崎骏开山之作的《风之谷》在开场就用简单的旋律、音符、乐器奏出了繁复的变化，悠扬而绵长，将风之谷的安静，悠闲，祥和的环境从另一方面描绘出来。同时和谐悦耳的音乐也将风之谷的人们对于生命的喜悦和活力的充盈表现出来。在与虫类的战斗时，音乐比较雄壮。就像军歌般的声音，运用军乐特有的音乐奖虫类的愤怒和战争的残酷体现出来。对于腐海那种黑暗沉闷的环境，则用电子音乐进行渲染，也将虫类内心的深邃情感表现出来。但主人公娜西乌卡死时，就用比较沉重的大提琴进行演奏，主要是烘托出令人黯然销魂的葬礼风格。剧情的发展，就用《花火》来烘托死亡的神圣和悲哀。最后用童声来表达出复活后的净化，让每个人感到心灵的美好。结局的音乐《娜西乌卡的安魂曲》，依然运用简约风格的音乐，将管弦乐的荡气回肠用来表现新生的快乐和复活的喜悦。这一点上与开场的音乐前后照，表现新的生命的苏醒和大地的回归。

《天空之城》是宫崎骏关于家园与梦想的一部动画。这部动画中的用轻缓，柔肠百结的音乐作为开头，让人们感到从天而降的纯洁少女虽然哀怨但给予人们梦的希望。同时也给人们心旷神怡感到飞一般的视听体验。纯净而愉悦的童谣曲风给环境给予一种淡淡的哀伤和悲天悯人的感觉。结局处，用简单的木吉他旋律进行演绎天空之城的空灵与飘渺。整个动画中交响音乐的作为主题曲，就将关于人类家园和少年梦想的主题升华。《幽灵公主》中的曲风辽阔悠远，并且融入了东方风格日本笛，给动画带来了古代史诗般的气氛。同时大量管弦乐的运用，将整个动画置于日本远古时代的纷纷扰扰中。这些音乐紧紧的围绕主题发生，让人们感到主题的深刻和意义的深远。2004年上映的《哈尔的移动城堡》是继宫崎骏的《幽灵公主》的又一部动画大片。宫崎骏运用音乐完美的营造出宫崎骏特有的飘渺的浪漫气氛。在苏菲和魔法师哈尔的邂逅，哈尔的英雄救美之后，浪漫美妙的音乐将主题得以明确：爱可以拯救一切。

（二）音乐对于人物形象的塑造 《千与千寻》中的音乐是塑造人物形象的典型代表。简单的钢琴乐加上朦胧音色的弦乐而奏成的《夏日的一天》表现了千寻的成长历程。从最初的弱小、不谙世事变得坚强勇敢在这个音乐中贯穿着。千寻的人物塑造靠着这段音乐进行演绎，表达出爱与成长，不要迷失自我的主题。动画中也用《白龙少年》来塑造一个迷茫，寻求自我，但是善良勇敢的白龙；用《神明们》来形容神明们拥有的各种隐喻；用《无脸男》描写一个感到非常寂寞、孤独，渴望拥有爱的原始精灵形象。角色不管好与坏，只是有关形象的塑造。

《龙猫》中充满了田园气息，描述了一个乡土深处的精灵之国。主人公美美两姐妹跟随父母搬家达到乡间，便用清脆、欢愉、宁静的背景音乐外加弦乐的伴奏，反映姐妹俩的的俏皮、新奇和求知欲。用朴质的音乐来塑造人物，将主题中的童真，童梦反映出来。

三、简约但唯美的画面风格

宫崎骏的动画一直力求画面简约，清新淡雅，这些风格组成的画面拥有着唯美的感觉。虽然画面上比较简单，但是在色彩的运用上可算是精致。一幅又一幅的简约画面加上精致的色彩运用，让人感到空灵的现实，纯情的唯美。《风之谷》中就是为这风格的形成打下了基础。广阔的森林，辽远的腐海，恢弘的战争场面都透露着华丽但又清新的感觉。细致的刻画更在人物的飞行中。画面的简约充斥着这个动画，色彩与线条的处理价格这个画面提升到不同的层次上，朴素淡雅中透着唯美的感觉。《幽灵公主》中出现了大量的原始森林的场景。这些郁郁深深的森林中，水光相互交错，沙沙响的树枝，以及绿草如因的山涧都散发着美好的气息，唯美的感觉萦绕周围。《龙猫》中世外桃源般的田园风光，远山、云朵、田野、小溪都有着诗情画意的感觉，嗅出简约不失唯美的气息。《哈尔的移动城堡》中也有着类似的画面。取景自欧洲名胜风光的美景画面，让我们感到主人公内心的宁静生活的向往。其中最让人感到唯美，让人心旷神怡的画面便是哈尔带着苏菲在开满鲜花的原野上乘风而行。美好，恬静，清新，唯美便是他们的代名词。《悬崖上的金鱼姬》中宫崎骏也用简约的画风描绘大海的神奇，绚丽多姿的鱼类，美丽耀眼的珊瑚，淡淡绿意的水草还有可爱活泼的波妞都在讲述着大海拥有的神奇和美丽，唯美的画面也展示着世界的多次和迷人。

四、结语

宫崎骏的一生创造了无数的动画，其动画也拥有着无限的价值。他一直在与梦飞翔，希望通过动画的影响改变人们的一些看法。他的动画在多种艺术元素的影响下，其动画主题深刻，意境悠远，音乐质朴、画面唯美，使无数的成年人也走进电影院去感受宫崎骏动画中所隐含的艺术魅力。强烈的人文精神表达着对现实社会的影射，音乐元素的融入将动画的精神力量增强，加上简约而唯美的画风，共同铸造了宫崎骏动画的不可比拟的影响力。我们在关注动画中艺术元素运用的同时，也深深受到了动画影响。这些艺术元素在动画中的运用，影响着动画中的多方面的表达，同时也将动画的吸引力大大的提升，让我们更好的受到动画中所表达的影响，达到作者最终的目的。

参考文献：

云峰 《与梦飞翔宫崎骏

动漫 梦想 还有往日的纯真》文化艺术出版社2002

聂欣如 《动画概论》 上海 复旦大学出版社2006

胡忠青 《宫崎骏动画电影中的主题与诸多元素》电影评介2006

第五篇：象征手法在动画中的运用

《猫与月亮的故事》中的象征手法

《猫与月亮的故事》这部影片在哲理中蕴含着浪漫，他以内聚焦的形式来展开，通过一只猫的主观视觉来展现它对月亮执著的追求，从而表达创作者对自身理想世界的一种热烈的追求。这是典型的象征手法，影片中的月亮代表着光明，理想或者是某种美好的事物和情感，猫象征着创作者本人，同时也象征着每个对理想，对美好事物有着执念的追逐者。

整个影片的画面剧情很简单，通篇都在描述猫用各种各样的方式手段试图接近月亮，可是一次又一次的以失败告终。如果说只是看画面的话你也许会为它行云流水的运动感叹，为它简洁有力的专场折服，却远不足以让你深思。对这部短片来说，旁白才是主体，用现代诗歌铺就的旁白就像是投入井底的一颗石，响起阵阵回声。猫对月亮的追寻有点类似于中国古代传说里的夸父逐日，一样的没有结果，一样的义无反顾。这种明知不可为而为之激情，是每一个追梦人的共性，也是人类社会所需要的精神。